「気になっていたドラマをTVerで見始めたら、1話から3話までは見れたのに、4話～6話が抜けていて、いきなり最新話（7話）しか見れない！」
せっかくドラマにハマったのに、こんな事態に遭遇してガッカリしたことはありませんか？
今回は、なぜTVerでは「中間のエピソード」が見れなくなってしまうのかについて解説します。
TVerは「見逃し」専用
まず、表向きのルールから解説します。TVerで配信されるドラマには、基本的に以下のような期限が設定されています。
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第1話～第3話
「お試し期間」として特別に長く公開されます。「今期はこんなドラマやってるよ！」と知ってもらうためです。
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最新話（放送直後の回）
「見逃し救済」として、放送終了後から1週間限定で公開されます。
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それ以外の話数（4話～6話など）
すでに放送から1週間以上経過しているため、配信期間が終了（非公開）となります。
つまり、「1週間以内に見なかった回は消えていく」のがTVerの基本ルールなのです。
中間の話数が見れない「大人の事情」
ここには、テレビ局側の切実な2つの裏事情があります。
有料サブスクに入ってほしいから
これが最大の理由です。実は、各テレビ局は自社グループで有料の動画配信サービス（サブスク）を持っています。
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テレビ朝日系ドラマ ⇒ TELASA
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日本テレビ系ドラマ ⇒ Hulu
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TBS・テレ東系ドラマ ⇒ U-NEXT (Paravi)
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フジテレビ系ドラマ ⇒ FOD
もしTVerで全話を無料でいつでも見放題にしてしまうと、誰もお金を払って有料会員になってくれません。
「途中を見逃して、どうしても続きが気になるなら、有料会員になってね」というビジネスモデルのために、あえて中間の話を無料では見られないようにしているのです。
出演者や音楽の「権利」の問題
ドラマには俳優さんの肖像権や、主題歌・BGMの著作権など、複雑な権利が絡んでいます。
一般的に、無料配信（TVer）での契約は「放送後1週間（次回放送まで）に限る」という条件で結ばれていることが多いと言われています。
これを「全話ずっと公開」にするには、追加の契約金が必要だったり、権利元の許可が下りなかったりするため、無料サービスであるTVerでは実現が難しいのです。
消えてしまった話数を見る方法は？
残念ながら、TVerで復活するのを待っていても、放送期間中に無料公開される可能性は極めて低いです。
最終回直前に「一挙配信」などのキャンペーンがある場合もありますが、稀です。
解決策は2つだけです。
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有料サブスクを利用する
各局対応の動画配信サービスを利用すれば、今すぐ全話視聴可能です。初月無料などのキャンペーンを行っている場合もあるのでチェックしてみましょう。
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諦めて、来週からは放送後すぐにTVerを見る
TVerは「鮮度が命」です。放送が終わったら、その週のうちに消化する習慣をつけましょう。
まとめ
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1～3話と最新話しか見れないのは「仕様」。
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中間の話数は「1週間の期限切れ」で消えている。
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全話無料にしないのは「有料サブスクへの誘導」と「権利契約」の事情がある。
「タダより高いものはない」と言いますが、無料でドラマを楽しむには「1週間以内に見る」という努力が必要ということですね。気になっているドラマがある方は、今すぐTVerをチェックして、見逃しがないようにしましょう！