にじさんじ所属のVTuberユニット「VOLTACTION」のメンバーである四季凪アキラ。
知的なトークなどが人気の一方で、最近の言動やパフォーマンスに対し、視聴者から厳しい視線が注がれています。特に直近のコラボ配信での振る舞いや、ファンの攻撃性が議論の的となっており、エンタメスキルとプライドの乖離が浮き彫りになっています。
「誕生日だから」でエンタメ放棄?土下座拒否に見るプライドの高さ
最近のコラボ配信において、四季凪アキラの振る舞いが「空気が読めていない」「プライドが高すぎる」と批判を浴びています。
特に物議を醸したのが、ゲームの敗北チームとして土下座をする流れになった際、同期や後輩が場を盛り上げるためにオーバーな土下座や土下寝を披露する中、彼だけが「私、誕生日なんですけど!?」と繰り返し、頑なに土下座を拒否したシーンです。結果として、同期の風楽奏斗が彼の分までさらに低姿勢になることでオチをつけましたが、四季凪はそれを「私のためにありがとう」と自分の都合の良いように解釈する発言を残し、視聴者をドン引きさせました。
バラエティ番組的なノリにおいて、泥をかぶる「ヨゴレ役」や「負け芸」は、視聴者の笑いを誘う重要なスキルです。しかし、彼は「自分は丁重に扱われるべき」という自意識が先行し、エンタメとしての敗北を受け入れられない傾向にあります。普段「MC志望」「トークが得意」と自負しているにもかかわらず、いざという時に自分を下げて笑いを取ることができず、周りに介護される構図が常態化していることが、エンタメを楽しみたい層からのヘイトを集める最大の要因となっています。
「冷笑系」スタンスとグループ内での不協和音
彼の配信スタイルに対し、「冷笑系」「逆張り」という指摘が多く見られます。コラボなどで他のメンバーが盛り上がっている最中に、一人だけ冷めたトーンでツッコミを入れたり、斜に構えた態度を取ったりすることで、場の熱量を下げてしまうケースが散見されます。これを本人は「クールなキャラ」「鋭いツッコミ」と捉えている節がありますが、視聴者からは単なる「ノリの悪い人」「盛り下げ役」として映っており、グループとしての調和を乱す存在として懸念されています。
このスタンスは、彼自身の「自分は周りとは違う知的なポジションにいる」という選民意識の表れとも分析できます。しかし、VTuberのグループ活動においては、互いにプロレスをして盛り上げたり、バカなことを全力でやったりする連帯感が求められます。彼の場合、同期や後輩を見下すような言動や、相手を「金づる」と呼ぶような配慮に欠けたジョークが滑っており、笑えない不快感だけを残してしまうのです。結果として「いない方が盛り上がる」という辛辣な評価に繋がっています。
【ネット上の声】
- 誕生日なのに土下座!?って騒いでたけど、エンタメなんだからそこは乗っかるところでしょ。プライド高すぎて見ててキツイ。
- ダンスボーカルユニットなのに、4年目になってもダンスは猫背で歌もピッチが怪しい。努力不足なのに待遇だけ求めるのは違う。
- 青(四季凪)のリスナーが他メンを叩き棒にしたり、運営にお気持ち送ったりするのが本当に無理。本人もそれを助長してる。
(掲示板・SNSより要約)
実力不足と「不遇アピール」の矛盾
「VOLTACTION」はダンスボーカルユニットとして売り出されていますが、四季凪アキラのパフォーマンス、特に歌唱力とダンススキルに対する評価は芳しくありません。掲示板では「猫背」「リズム感がない」「ピッチがズレている」といった具体的な指摘が相次いでおり、ユニット全体のクオリティを下げる要因として厳しく見られています。それにもかかわらず、周年ライブや重要なイベントに選抜されないと、本人が悔しさを露わにし、ファンが「冷遇されている」と運営を攻撃する図式が出来上がっています。
ファンは「推しの努力が報われていない」と嘆きますが、客観的に見れば「プロとして求められる水準に達していないだけ」という厳しい現実があります。4年目というキャリアがありながら成長が見られないことへの苛立ちに加え、本人が自己評価を高く設定しすぎているため、現実とのギャップが広がっています。実力が不足しているなら、まずは謙虚にスキルを磨くべきですが、彼とファンは「評価されないのは周りのせい」という他責思考に陥っており、これがさらなるアンチを生む悪循環となっています。
攻撃的なファンと「共依存」の関係性
四季凪アキラを巡る騒動で特筆すべきは、一部の過激なファン(通称:青リス)の存在です。ファンたちは四季凪が少しでも弄られたり、出番が少なかったりすると、即座に「いじめだ」「不遇だ」と騒ぎ立て、コラボ相手や運営に対して攻撃的な「お気持ち」を表明します。同期を叩き棒にして他責的な擁護を行うため、箱推しのリスナーからは「モンスターペアレント」のようだと忌み嫌われています。
さらに問題なのは、四季凪本人がこうしたファンの暴走を諫めるどころか、配信で苦言マロを晒してリスナーと一緒に叩いたり、不満を匂わせて同情を誘ったりすることで、ファンの攻撃性を煽っているように見える点です。自分を「可哀想な被害者」として演出することで、ファンの結束を強めようとする「共依存」のような関係性が構築されています。この自浄作用のなさが、彼を「腫れ物」扱いにし、外部や他ライバーとの健全な関係構築を阻害している最大の要因と言えるでしょう。
- プライドの高さとエンタメ不足: 「ヨゴレ役」を拒否し、自分を守る言動が「面白くない」「空気読めない」と批判されている。
- 実力と自己評価の乖離: ダンス・歌唱スキルの不足に対し、努力アピールや不遇アピールが先行しており、実力主義の層から反感を買っている。
- ファンダムの暴走と放置: 攻撃的なファンが他メンバーや運営を叩くのを止めず、むしろ同調するような姿勢が「腫れ物」化を加速させている。