昨今のYouTubeは有料サービスの『YouTube Premium』に加入することで動画をダウンロードし、外出先でも通信料を気にせずに動画を見ることが出来ます。
しかし、ダウンロードするには月1000円くらい支払う必要があります。
そこでいろいろと調べるとYouTubeの動画を無料でダウンロードできるサイトがあることに気づくはずです。
というわけで今回は、無料だYouTubeの動画をダウンロードするのって違法なの?危険性はあるの?について解説していきます。
無料でYouTube動画をダウンロードできるサイト
「YouTube 無料 ダウンロード」でGoogle検索すると、無料で簡単にダウンロードできるサイトが見つかります。
そのダウンロードサイトでは、ダウンロードしたいYouTube動画のURLをコピペして貼り付けるだけでダウンロードが可能です。
YouTube Premiumに加入せずともこんなに簡単にダウンロードできるのであれば、YouTube Premiumに加入する必要がないと思いますよね。
しかし、無料でダウンロードできるサイトはかなり危険です!
なぜかというと、動画をダウンロードしたときにウイルスを一緒にダウンロードさせられている可能性が高いからです!
そのウイルスというのは、ネットを見ているとずっと卑猥な広告が出るようになったり、「1時間以内に10万円支払ってください」という架空請求の表示がずっと表示されたり。
場合によってはスマホやパソコンを壊してしまうウイルスもあります。
ダウンロードサイトもそんな単純ではありません。
ダウンロードしてすぐに変な広告が出たらバレてしまうので、あえてウイルスの発動時期をダウンロードから1年後とかに設定(プログラミング)しています。
さらに巧妙になってくると「Aのダウンロードサイト」と「Bのダウンロードサイト」の両方でダウンロードしたときにだけウイルスが発動する場合もあるようです。
今は大丈夫でも数カ月後、数年後にウイルスが発動する可能性があります。
そして、その発動したタイミングではYouTube動画をダウンロードしていないと何が原因でのウイルスなのかが特定できず、運が悪いと詐欺に騙されてしまうこともあるでしょう。
そもそも、なんでYouTubeはダウンロード禁止なの?
YouTubeを普通に見ると広告が表示されると思います。
YouTubeはその広告で収益を得て運営しています。
ですので、動画をダウンロードされてしまうと広告が表示することが出来ず、YouTubeに収益が入らなくなってしまいます。
企業として収益が入らないと運営ができなくなるため、ダウンロードを禁止しているというわけです。
無料でダウンロードされてしまうと営業妨害されていることと同じことです。
YouTube Premiumでダウンロードが可能なのは「広告を表示しない代わりに月額費を収益として得られているから運営としては問題ない」からです。
無料でダウンロードするのは違法?逮捕される?
日本ではダウンロードを禁止する法律はありません。
というわけで、YouTube動画をダウンロードサイトでダウンロードしてもすぐに逮捕されることはないです。
しかし、先程も書いたように、YouTubeとしては無料でダウンロードされてしまうと収益を得ることができなくなってしまいます。
これは万引きされているのと同じことです。
ですので、YouTube側が本気で怒れば営業妨害の方向から無料ダウンロードを訴える可能性があります。
まとめ
今はまだダウンロードサイトの利用での逮捕などはニュースにはなっていません。
しかし、将来的にはなにかしら動きがあるかもしれないので注意が必要です。
ちゃんと広告を見るか、お金を払ってPremiumに加入してYouTubeを楽しみましょう。