【にじさんじVTA】書類選考で落ちない!審査員の目に留まるエントリーフォーム作成術

 

絶大な人気を誇るVTuber事務所「にじさんじ」。

その所属ライバーになるための登竜門が、育成プロジェクトである「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」です。

現在、にじさんじのライバーとしてデビューするには、このVTAを通過することがほぼ唯一のルートとなっています。

 

そして、そのVTAオーディションにおける最初の、そして最大の難関とも言えるのが「エントリーフォーム」の提出です。

 

これは、アルバイトでいう履歴書、就職活動でいうエントリーシートと同じ。

この書類選考で審査員の目に留まらなければ、あなたの魅力が伝わる前にオーディションは終わってしまいます。

今回は、未来のVTA生を目指すあなたのために、書類選考を突破するためのエントリーフォームの書き方、そして「会ってみたい」と思わせるためのポイントを徹底解説します!

 

 

最重要項目!人柄が透けて見える「現在の活動情報」

エントリーフォームの中で、審査員が特に注目しているであろう項目が「現在の活動情報」です。具体的には、『YouTubeチャンネルのURLと登録者数』や『X(旧Twitter)のURLとフォロワー数』を記載する欄を指します。

複数のSNSアカウントを持っている場合、どれを記載すれば良いか悩みますよね。ここで選ぶべきは「あなたの誠実さやポジティブな人柄が伝わるアカウント」です。

無理に面白い投稿をする必要はありません。日常の出来事や趣味について、当たり障りのない内容を発信しているアカウントで十分です。重要なのは、減点されるような要素がないことです。

 

【要注意!こんな投稿をしているアカウントはNG】

  • 特定の政治や思想について過激な意見を投稿している

  • 有名人やスポーツ選手に対して、文句や罵詈雑言を書き込んでいる

  • 過去のやんちゃ自慢や、炎上しかねないギリギリの投稿をしている

上記のようなアカウントは、「この人はデビューしても問題を起こすかもしれない」という印象を与えかねません。今一度、提出するアカウントの投稿内容を見直してみましょう。

 

 

合否を分ける!「オーディション用動画」で何をアピールすべきか

エントリーフォームのもう一つの山場が、【自身の魅力が伝わるYouTube動画のURL】の提出です。いわゆる「オーディオション用動画」ですね。

 

YouTubeに限定公開でアップロードし、そのURLを提出するこの動画。タイトル通り、「自身の魅力」を存分にアピールする必要があります。

VTuberに求められる「魅力」とは、突き詰めると『声』『エンタメ性(トーク力)』です。この2つの要素を意識して動画を作成することが、書類選考を突破する鍵となります。

 

1. 「声の魅力」を100%伝えるための事前準備

「自分は声に自信がないから…」と諦めるのはまだ早いです。元々の声質も大切ですが、それ以上に「聞き取りやすく、魅力的な声で話せているか」が重要になります。

 

最高の状態で声を収録するために、以下の3点を意識しましょう。

  • 体調管理: 動画を撮る日に声がガサガサ…なんてことがないように、体調は万全に。収録前には発声練習や口の体操をして、喉のコンディションを整えましょう。

  • 機材の準備: 何万円もするような高価なマイクは必要ありません。3,000円程度のマイクでも、口との距離や姿勢を調整すれば、クリアな音声は十分に録音可能です。必ず自分で録音した声を聞き返し、ノイズが入っていないか、声が小さすぎないかを確認しましょう。

  • ハキハキと話す: 緊張すると早口になったり、声が小さくなったりしがちです。少し大げさかな?と思うくらい、ハキハキと、そして楽しそうに話すことを心がけてみてください。

 

2. 編集は凝るべき?大事なのは「テンポ感」

「YouTuberみたいに、凝った編集やテロップは必要?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、安心してください。審査員が見ているのはあなたの編集スキルではなく、あくまで**『声』や『トーク力』**です。

「ボソボソ声で何を話しているか分からないけれど、編集だけはプロ級」という人がオーディションに受かることはありません。

 

ただし、最低限の編集は必須です。特に、話の合間の不要な「間」や、「えーっと…」のような言い淀みはカットしましょう。

例えば、FPSゲームのプレイ動画を提出する場合、アイテムを拾っているだけの時間や、敵と遭遇しない移動シーンは大胆にカットし、見せ場である戦闘シーンだけを繋ぎ合わせた方が、あなたの魅力は格段に伝わりやすくなります。

動画全体のテンポ感を意識し、視聴者を飽きさせない工夫をすることが大切です。