動画を一本も上げていないのにチャンネル登録者が増えていて、「知らない人で気持ち悪い」「勝手に登録されたくない」と不安を感じていませんか?
この記事では、動画なしでも登録される理由と、その裏にある業者の仕組み、そして登録者を削除・ブロックするための対処法について順を追って解説します。
動画投稿ゼロでも登録者が現れる正体
動画を投稿していないアカウントに対してチャンネル登録が行われる場合、その相手の多くは「相互登録(チャンネル登録返し)」を狙っているユーザー、あるいはそれを自動で行うBOT(プログラム)である可能性が高いです。
彼らの目的は、あなたの動画を見ることではありません。あなたに「登録通知」を送ることで自分の存在に気づかせ、お返しに自分のチャンネルを登録してもらうことを期待しています。
もちろん、あなたが他の方の動画に残した「コメント」が面白かったり、アイコン等のプロフィールに興味を持ったりして登録する純粋なユーザーも稀にいますが、動画がない状態で登録者が増える現象の大半は、この「数合わせの営業活動」によるものです。
登録者稼ぎやBOTが反応するYouTubeの仕組み
これはあなたが魅力的だから登録されたというよりも、「YouTubeというプラットフォームの仕様を利用した、数字集めのシステム」に巻き込まれているだけと言えます。
なぜ彼らが無差別に登録を行うのか、その裏側にある仕組みを解説します。
1. 通知を利用した「Sub4Sub(相互登録)」の心理戦術
YouTubeには、誰かがチャンネル登録をすると通知が届く機能があります(設定による)。登録者はこの通知機能を「無料の広告」として利用しています。
「誰だろう?」とあなたが相手のチャンネルを見に行き、お礼や義理で登録を返してくれる確率(コンバージョン率)を統計的に計算して動いているのです。これを海外では「Sub4Sub(Subscription for Subscription)」と呼び、古くからある手法です。
2. アクティブユーザーを狙うBOTの自動巡回
手動で一人ひとり登録しているとは限りません。多くの業者はプログラム(BOT)を使用しています。
彼らは「最近コメントをしたアカウント」や「特定の動画を評価したアカウント」など、現在稼働している(アクティブな)アカウントを機械的に検出し、自動で登録ボタンを押して回ります。あなたが動画を投稿しているかどうかは判定せず、「生きたアカウントである」という一点だけでターゲットリストに入っているのです。
3. 「見せかけの権威性」を作るための数合わせ
登録者数が多いと、YouTube内での見栄えが良くなり、信頼できそうなチャンネルに見えます。その「見せかけの数字」を作るために、とにかく分母を増やそうとする層が存在します。あなたのアカウントは、彼らにとってコンテンツの視聴者ではなく、単なる「数字の1」としてカウントされているに過ぎません。
このように、これはシステム的な巡回によるものであり、個人情報が漏れているわけでも、あなたが何か間違った操作をしたわけでもありません。Web上の「仕様」として割り切って考えるのが正解です。
登録者を削除・ブロックして解除させる方法
結論からお伝えすると、YouTubeにはX(旧Twitter)の「フォロワー削除」のように、自分を登録している人を一覧からボタン一つで解除させる機能は存在しません。
しかし、特定の相手をどうしても排除したい場合は、「ユーザーをチャンネルから非表示にする(ブロック)」という手段が有効です。
具体的な対処手順
- YouTube Studio、または通知欄から相手のチャンネルページへ移動する。
- 「概要」タブなどを開き、「ユーザーを報告」の旗のアイコンをクリック(スマホ版アプリなら右上のメニュー)。
- 「ユーザーをチャンネルから非表示にする」を選択する。
これにより、相手はあなたの動画(もし今後投稿した場合)へのコメント等ができなくなります。ただし、システム上「登録者数」のカウント自体が即座に減るとは限らず、相手側の登録リストからあなたが消える挙動になるかどうかもYouTubeの仕様変更に左右されます。
最も推奨される対処法は、「完全に無視して放置する」ことです。
ブロック作業をするために相手のページを開くこと自体が時間の無駄であり、相手に反応を返すことになってしまいます。彼らはあなた個人を見ているわけではないため、放置しておけば実害は一切ありません。
まとめ
- 動画がないのに登録される主な原因は、お返し登録狙いの「相互登録業者」やBOTによる自動巡回です。
- 「気持ち悪い」と感じる場合は相手をブロック(非表示)することも可能ですが、登録解除ボタンはなく、効果は限定的です。
「なんで私に?」と不安になる必要は全くありません。相手は機械的に処理をしているだけで、あなた個人に執着しているわけではないからです。単なるシステム的な通知に過ぎないので、堂々と無視して、快適なYouTubeライフを楽しんでくださいね。