【2025年版】「どうすれば合格する?」にじさんじVTAオーディション応募の教科書【Vtuber】

 

「にじさんじのライバーになってみたいな…」
「自分の好きなことで、誰かと一緒に楽しめたら最高だろうな」

そんな素敵な夢を描いて、このページを開いてくれたのだと思います。

 

ただ、憧れの気持ちが大きくなるほど、「自分なんかが応募してもいいのかな」「何から準備すればいいのか、全然わからない…」と、不安な気持ちも出てきますよね。

でも、ご安心ください。この記事は、そんなあなたのための「にじさんじオーディション応募の教科書」です。

 

現在のオーディションの仕組みから、必要な機材、応募フォームの書き方のコツ、そして自分らしさを伝えるポートフォリオの作り方まで、応募に必要な情報を解説していきます。

 

現在の窓口は「VTAオーディション」です

HIKAWA
今ってVTAからしかデビュー出来ないの?

 

まず、とても大切なことからお伝えします。

以前は、年間を通していつでも応募できる「常設オーディション」がありましたが、現在、にじさんじライバーになるための窓口は「VTAオーディション」に一本化されています。

これはつまり、配信経験が豊富な方も、全くの未経験の方も、同じスタートラインからデビューを目指すということです。

経験の有無で臆する必要は全くありませんよ。

 

 

VTA(バーチャル・タレント・アカデミー)ってどんなところ?

VTAは、一言でいうと、にじさんじライバーになるための本格的な「養成所」です。

デビュー前に候補生として所属し、配信の基礎やタレントとしての心構えを体系的に学ぶことができます。

  • どんなことが学べるの?
    歌やトークのレッスンはもちろん、配信をする上での技術的なことまで、プロの講師から直接指導を受けられます。

  • VTAの魅力は?
    一番の魅力は「同期」の存在かもしれません。同じ夢を持つ仲間たちと、励まし合い、時にはライバルとして切磋琢磨できる環境は、きっとかけがえのないものになるはずです。

  • どうすればデビューできるの?
    アカデミーでの日々の活動や成長ぶりを見て、運営の方々が「この人なら、にじさんじで活躍できる!」と判断した候補生が、デビューへと進むことができます。

窓口がVTAに一本化されたということは、完成された即戦力だけでなく、「この人は化けるかもしれない」と感じさせる個性や、将来性を秘めた人材も積極的に探している、ということです。

あなたの「やってみたい!」という熱意や、あなただけのユニークな個性が、何よりの強みになります。

 

 

応募の前に揃えたいモノ

HIKAWA
オーディションを受けるために応募したいと思います!まずは何を準備すればいいの?

 

「よし、応募してみよう」と心が決まったら、次は準備です。

応募に必要なものをリストアップしたので、一緒に確認していきましょう。

 

 【機材編】これだけは揃えておきたい

  • パソコン

    • スペックの目安: CPU Core i5以上 / メモリ 16GB以上 / グラフィックボード搭載

    • ポイント: ゲームをしながら配信ソフトを動かすのは、PCにかなりの負担がかかります。特にゲーム実況を考えているなら、グラフィックボードが搭載された「ゲーミングPC」を選ぶと後々まで安心です。

  • マイク

    • おすすめ: コンデンサーマイク

    • ポイント: ライバーにとって「声」は命です。スマホやヘッドセットのマイクだと、ノイズが入りやすく、あなたの声の魅力が十分に伝わらないことも。1万円前後のコンデンサーマイクを用意するだけで、音質は驚くほどクリアになりますよ。

 

 

【提出物編】あなたの魅力を伝えるもの

  • 自己PR動画(1分〜5分程度)

    • あなたの声、話し方、雰囲気を伝える、最も重要な資料です。詳しい作り方は後ほど解説します。

  • アピールできる資料(ポートフォリオ)

    • あなたのスキルや個性を証明するための作品集です。これも次の章でじっくり見ていきましょう。

 

 

 

応募フォームで迷わない!各項目の書き方ポイント

HIKAWA
最初の難関は書類審査って本当?応募フォームはどんなことを書けば良い?

 

応募フォームは、審査員が初めて「あなた」という人間に触れる場所です。

少しでも魅力が伝わるように、一つひとつの項目を丁寧に考えていきましょう。

  • ちゃんとした文章で書く

    • 応募フォームはちゃんとした書類です。就職活動で書く履歴書のように、ちゃんとした文章で書きましょう。ここでふざけたところで面白くないです、ただ空気も読めないヤバい人と見なされるだけです。

  • 志望動機

    • もったいない例: 「にじさんじが好きだからです」

    • 伝わる例: 「〇〇さんの配信を見て、自分も□□という特技で人を楽しませたいと思いました。VTAで企画力やトーク術を基礎から学び、将来的にはリスナーさんと一緒に物語を作っていくようなライバーになりたいです。」

    • ポイント: 「なぜにじさんじなのか」「VTAで何を学びたいか」「その先にどうなりたいか」という3つの要素を盛り込むと、熱意と計画性がぐっと伝わりやすくなります。

  • 自己PR

    • あなたの「人となり」を紹介する項目です。

    • もったいない例: 「長所はコミュニケーション能力です」

    • 伝わる例: 「学生時代、文化祭の実行委員として、体育館を満員にするほどのライブ企画を成功させた経験があります。自分もバンドのボーカルとしてステージに立ちました!この経験を活かし、様々なライバーさんと積極的に関わり、面白いコラボ企画を生み出したいです。」

    • ポイント: 自分の長所を、具体的なエピソードを交えて説明するのがコツです。

  • やりたいこと

    • 審査員に「この人がデビューしたら面白そうだな」と想像してもらうための、未来の計画発表の場です。

    • 例:

      • 「VTAでは、自分の少しマニアックな趣味を、知らない人にも『面白そう』と思わせるような話術を身につけたいです。」

      • 「デビュー後は、その趣味を活かした初心者向けの講座配信を週に一度行い、半年後にはリスナー参加型のイベントを企画するのが目標です。」

    • ポイント: VTAでの目標と、デビュー後の目標をセットで語ると、地に足のついたビジョンを持っていることが伝わります。

 

 

あなたの第一印象が決まる!「自己PR動画」徹底解説

HIKAWA
PR動画が重要ってよく聞くけど、どういう動画を作ればいいの?

 

応募書類の中で、最も重要と言っても過言ではないのが「自己PR動画」です。

文章だけでは伝わらない、あなたの声、話し方、表情、そして雰囲気。

ライバーとしての素質を伝える上で、これ以上ないアピールの場となります。

 

「カメラの前で話すなんて緊張する…」と感じるかもしれませんが、少しの準備と意識で、あなたの魅力はぐっと伝わりやすくなります。

 

まずは構成から!動画作りのテンプレート

何を話せばいいか分からない方は、まずこの構成を参考にしてみてください。

  • ① 挨拶と自己紹介(最初の15秒が勝負!)

    • 「こんにちは、〇〇です」だけでなく、あなたのキャラクターが伝わるようなキャッチフレーズや、記憶に残る一言を添えましょう。審査員は多くの動画を見るため、最初の掴みが肝心です。

  • ② 自分の強み・特技のアピール

    • 応募フォームに書いた内容を、より具体的に、あなた自身の言葉で話します。

    • 例えば、歌が得意ならアカペラでワンフレーズ披露したり、面白いエピソードトークがあるならそれを話したり。ゲーム実況が得意なら実際にゲーム実況をした場面を見せましょう!

  • ③ なぜライバーになりたいのか(志望動機)

    • 応募フォームに書いた内容を、自分の言葉で、より熱意を込めて語りましょう。「本当ににじさんじで活動したいんだな」という本気度が伝わる一番の部分です。

  • ④ デビューしたらやってみたいこと

    • 具体的な配信企画などを、自分が楽しんでいる姿を想像しながら話してみましょう。「この人の配信、見てみたいな」と審査員に思わせることがゴールです。ワクワク感が伝わるように話すのがポイントです。

  • ⑤ 締めの挨拶

    • 見てくれたことへの感謝を伝え、「ぜひ、お会いできることを楽しみにしています!」といった前向きな言葉で締めくくりましょう。

 

 

審査員はここを見ている!意識すべき5つのポイント

ただ話すだけでなく、以下の点を意識すると、動画のクオリティが格段に上がります。

  • 聞き取りやすい「声」と「話し方」
    ライバーの基本は「声」です。ボソボソと話したり、早口すぎたりすると、内容が伝わりません。自信を持って、ハキハキと、少しだけ普段より明るいトーンで話すことを心がけましょう。

  • あなただけの「個性」と「人柄」
    完璧な優等生の回答は求めていません。少し言葉に詰まっても、緊張していても大丈夫。それも含めてあなたの「人柄」です。無理にキャラを作るより、あなたらしい言葉で、楽しそうに話している姿の方がずっと魅力的です。

  • 隠しきれない「熱意」
    「にじさんじが好き」「ライバーとして本気で活動したい」という気持ちは、言葉の端々や表情に自然と表れます。情熱を持って、自分の言葉で語ることが何よりも大切です。

  • エンターテイナーとしての「素質」
    審査員は「この人はリスナーを楽しませることができるか?」という視点で見ています。ずっと真面目な話をするだけでなく、どこか一箇所でもクスッと笑えるような要素や、面白い話、興味を引くような話ができると、評価は大きく変わります。

  • 最低限の「環境」
    高価な機材は必要ありませんが、音声と映像はクリアであることが望ましいです。スマホで撮影する際は、できるだけ静かな部屋で、窓際など顔が明るく見える場所を選びましょう。用意したマイクがあれば、ぜひ使ってください。

 

よくある質問 Q&A

  • Q. 顔出しは必須ですか?

    • A. 必須ではありません。アバターやイラストなどで顔を隠して応募することも可能です。ただし、表情が見える方が感情は伝わりやすくなる傾向はあります。身バレなどが心配な場合は、無理せず自分のできる範囲で大丈夫です。

  • Q. 凝った動画編集は必要ですか?

    • A. 必須ではありません。不要な部分をカットする程度の簡単な編集で十分です。むしろ、無編集でよどみなく話せるトーク力を見せる、というのも立派なアピールになります。もし動画編集スキルをアピールしたい場合は、テロップや効果音を入れてみるのも良いでしょう。

 

 

応募から結果通知まで。知っておきたい、その後の流れ

最後に、応募した後の流れと心構えについて。今後の見通しが立つだけで、少し気持ちが楽になるはずです。

書類選考 → 面接(複数回) → 最終面接 → 合格 → VTA所属、という流れです。

  • 結果の連絡は?
    選考には時間がかかり、結果が届くまで数週間から数ヶ月かかることもあります。また、残念ながら不合格の場合は連絡が来ないことが多いようです。

  • どうやって待てばいい?
    応募したら、一度そのことは忘れるくらいの気持ちでいるのがおすすめです。結果を待つ間も、自分のスキルを磨いたり、好きなことに時間を使ったりして、前向きに過ごしましょう。

  • もし、今回はダメだったら?
    それは、あなたに魅力がないからではありません。ただ、タイミングやご縁が合わなかっただけ。にじさんじには、何度も挑戦して夢を掴んだライバーさんがたくさんいます。この応募の経験は決して無駄にはなりません。次に繋がる大切な一歩だと考えて、また挑戦してみてください。

 

 

まとめ


準備することがたくさんあるように感じたかもしれませんが、その一つひとつが、あなたの夢を叶えるための大切なステップです。

オーディションは、あなたを評価するだけの場ではありません。あなたがあなたの言葉で、自分の魅力を伝えることができる、素晴らしい自己表現の機会です。

もし応募を迷っているなら、勇気を出して一歩踏み出してみませんか。
あなたの挑戦を、心から応援しています。