【Vtuber】差がつく!にじさんじオーディション「自己PR動画」の作り方!顔出しせずに面白いアピールをしよう!

 

にじさんじのオーディション応募を決意したあなたへ。

まず、その一歩を踏み出した勇気に大きな拍手を送ります。

数多くの個性的なライバーが活躍するにじさんじは、多くの人にとって憧れの場所。その狭き門を突破するために、避けては通れないのが「自己PR動画」の提出です。

 

「Vtuberになりたいのに、動画で顔出しするのはちょっと…」「顔じゃなくて、声やトークで勝負したいんだけど、どうすればいい?」

 

そんな不安を抱えている未来のライバー候補生、安心してください。

Vtuberオーディションにおいて、必ずしも顔出しは必須ではありません。 

むしろ、顔が見えないからこそ、あなたの声、トーク、企画力、そして「あなたという存在そのもの」の面白さをダイレクトに伝えるチャンスなのです。

 

この記事では、顔出しをせずに、数多の応募動画の中で埋もれず、審査員の目に留まるための「自己PR動画」の作り方を、構成案からNG例、個性の出し方まで、徹底的に解説します。

 

 

PR動画の最適な長さは?

まず、動画の長さを決めましょう。これは顔出しの有無にかかわらず共通の戦略です

。審査員は膨大な数の動画をチェックするため、「長さ」の意図が重要になります。

 

1分動画:インパクト勝負の電撃戦!

  • 目的: とにかく「声」や「キャッチフレーズ」で強烈な印象を残したい人向け。

  • 内容: 魅力的な声での挨拶、最も伝えたい自分の強み(例:「七色の声を持つ男」)、キレのあるセリフ読みなどをギュッと凝縮。「この声、もっと聴きたい!」と思わせたら勝ちです。

  • こんな人におすすめ: 特徴的な声質を持っている人、短い時間で伝えられる一発芸(声真似など)がある人。

 

3分動画:最も王道のバランス型!

  • 目的: 自己紹介、強み、将来の展望をバランスよく伝えたい人向け。

  • 内容: オーディション動画のスタンダード。掴みで興味を引き、中盤で自分の声やトークの魅力を具体的に伝え、締めで熱意とビジョンを語る構成が最も活きます。

  • こんな人におすすめ: どの長さにすればいいか迷っている人、トーク力や企画力など、総合力で勝負したい人。

 

5分(以上)の動画:見せたいものが沢山ある実力派向け!

  • 目的: 歌ってみたのフルコーラス、企画プレゼン、ゲーム実況ダイジェストなど、時間をかけてじっくり自分をプレゼンしたい人向け。

  • 内容: 複数の要素を盛り込み、あなたの引き出しの多さやスキルの高さを存分にアピールできます。

  • デメリット: 顔が見えない分、画面に変化がないと視聴者を飽きさせやすいです。テンポの良い編集や、視覚的に工夫された画面構成が必須となります。

  • こんな人におすすめ: 歌や語学など、時間を要する特技を持つ人、どうしても伝えたい練り込まれた企画がある人。

 

結論として、迷ったら「3分前後」を目安にしましょう。

 あなたの魅力を伝えるのに十分な時間であり、審査員を飽きさせない絶妙な長さです。

 

 

絶対に避けたい!顔出し不要だからこそのNG例

顔出しをしない動画では、ごまかしが効かない部分がよりシビアに評価されます。

以下のNG例に当てはまっていないか、必ずチェックしてください。

 

【技術面のNG例】そもそも「聴く気」になれない!

  • 声が小さい・こもっている・音割れしている
    これが最大のNG項目です。 顔が見えない動画の主役は100%あなたの「声」。マイク付きイヤホンを使う、静かな部屋で録音するなど、音質には最大限こだわりましょう。

  • BGMが大きすぎる
    あなたの声をかき消すBGMは逆効果。あくまで引き立て役として、音量は控えめに。

  • 画面が真っ暗・静止画一枚だけ
    いくら声が良くても、3分間画面に全く変化がないと集中力は持ちません。後述する「画面構成」で、視覚的にも飽きさせない工夫をしましょう。

 

【内容面のNG例】「面白さ」が伝わらない!

  • ただの自己紹介で終わる
    「〇〇です。趣味はゲームです。」という情報を、抑揚のない声で読み上げるだけでは、何も伝わりません。その声で、その趣味で、どうやってリスナーを楽しませるのかを語りましょう。

  • 終始暗い・自信のないトーン
    声だけの動画では、声色があなたの印象の全てを決めます。自信なさげなボソボソ声では「この人の配信、暗そう…」と思われてしまいます。明るく、ハキハキとした口調を心がけましょう。

  • 台本を丸読みしている
    感情のこもっていない棒読みはすぐにバレます。キーワードだけを用意し、自分の言葉でカメラの向こうの審査員に語りかけるように話すのが理想です。

 

顔出し不要!「ゲーム実況」アピール術

「ゲーム実況がしたい!」という応募者は最多層です。顔出しなしで彼らと差をつけるには、戦略が必要です。

「ゲームが得意です」と口で言うだけでは不十分。

 

「あなたのゲーム実況は、見ていて面白いか」を証明するために、実際のプレイ映像を盛り込みましょう。

  • ワイプの代わりにイラストを置く
    プレイ画面の隅に、あなたの代理イラストを配置します。用意が可能なら、「喜」「怒」「哀」「楽」の表情差分イラストを作り、リアクションに合わせて切り替える編集をすると、感情が非常に伝わりやすくなります。

  • リアクションは「声」と「テロップ」で表現
    顔が見えない分、リアクションは声が全てです。驚き、喜び、悔しさといった感情を、普段の3倍くらいの大きさで表現しましょう。さらに、「絶叫!」「今のヤバすぎ!」「神プレイきたあああ!」といったテロップを効果的に使うことで、画面が非常に賑やかになります。

  • トーク力で差をつける
    黙々とプレイするのではなく、「今の敵の動き、完全に読み切ったね」「視聴者の皆なら、この先、生きのこるにはどうする?」など、常に喋り続けることで、あなたの思考や人柄を伝えましょう。

  • 編集でテンポを作る
    面白いリアクションがあったシーンだけを切り抜き、テンポよく繋ぎ合わせる「ハイライト編集」が非常に有効です。3分動画なら、ゲーム実況パートは30秒~1分程度に凝縮しましょう。

「顔が見えなくても、この人の実況は面白い!」と思わせることがゴールです。

 

 

スマホでもできる!簡単な動画編集のコツ

高度な編集ソフトは不要です。ス

マホアプリで十分に「伝わる」動画は作れます。

  • おすすめ無料アプリ
    「CapCut」や「VLLO」は、テロップ入れ、BGM追加、カット編集、そして画面の上に画像(立ち絵イラストやゲーム画面)を重ねる「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能も備わっており、今回の構成に必要なことは全てできます。

  • とにかく「間」をカット
    「えーと…」などの言い淀みや、無言の時間をカットするだけで、プロっぽいテンポ感が生まれます。

  • テロップは「見やすさ」重視
    強調したい言葉にだけテロップを入れましょう。背景と被らないように、縁取りのあるフォントを選ぶのがおすすめです。

  • 効果音(SE)を活用する
    ツッコミのSEや、「キラーン!」といった強調のSEを要所要所で使うと、動画にメリハリが生まれます。

 

まとめ

にじさんじオーディションの自己PR動画は、あなたの「魂」のプレゼンテーションの場です。

顔が見えなくても、あなたの声、言葉、熱意、そして「楽しませたい」という気持ちがあれば、その魅力は必ず審査員に届きます。

Vtuberは、姿形にとらわれず、「なりたい自分」で輝ける最高の舞台です。

 

その第一歩である自己PR動画作りを、心から楽しんでください。完璧でなくていいんです。

不器用でも、一生懸命さが伝わる動画が、誰かの心を動かします。

あなたの持つ無限の可能性が、声に乗って未来へ届くことを心から願っています。頑張ってください!