「面白い切り抜き動画を作ったのに、なぜか再生数が伸びない…」
それ、サムネイルでめちゃくちゃ損してるかもしれません!
動画の内容がどれだけ神回でも、サムネイルが魅力的じゃなければ、動画の洪水に埋もれてクリックすらされません。
サムネは、あなたの動画の「顔」であり、再生数を左右する超重要パーツなんです。
この記事では、数々の人気チャンネルが実践している「思わずクリックしちゃうサムネの法則」を、初心者の方にも分かりやすく、ゼロから徹底的に解説します。
クリックされるサムネが持つ4つの共通点
小難しい話は抜きにして、まずは全ての「伸びるサムネ」に共通する、絶対に外せない4つのポイントを頭に入れちゃいましょう。
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「1秒」で伝わる(瞬時性)
視聴者はサムネをじっくり見ません。パッと見て1秒で「何これ、面白そう!」と思わせることが絶対条件!動画の一番の見どころが、瞬時に理解できるかが勝負です。
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「え、何があったの?」と思わせる(好奇心)
答えを全部見せるんじゃなくて、「なんでこのライバー絶叫してるの?」「この『悲報』って一体…?」と、視聴者の好奇心をくすぐる“問い”を投げかけるのが超重要。続きが気になって、動画を見ずにはいられなくさせましょう!
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スマホでハッキリ見える(視認性)
視聴者のほとんどはスマホユーザーです。PCの大きな画面で作って満足はNG!完成したサムネは、必ずスマホサイズに縮小して確認してください。そのサイズでも文字や表情がハッキリ見えるかが生命線です。
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情報は詰め込みすぎてない?(簡潔性)
伝えたいことが多いと、文字や要素を詰め込みたくなりますが、それは逆効果。「読むのめんどくさ…」と思われたら負けです。一番伝えたいメッセージを1つに絞り、あとは大胆に削ぎ落とす勇気を持ちましょう。
明日から使える!クリック率爆上げの作り方
さあ、いよいよ実践編です。
さっきの4つの原則を意識しながら、以下のテクニックを取り入れてみてください。
2-1. 文字で魂を吹き込む
文字は、動画の内容を伝え、感情を揺さぶるための「声」みたいなもの。
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短く、強い言葉を選ぶべし
「【悲報】」「【神回】」「絶叫」「爆笑」「放送事故」など、感情を直接ゆさぶる単語が最強です。長い説明文は読まれません!
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フォントは「太いゴシック体」が鉄板!
とにかく見やすくてインパクト大。無料で使える「源ノ角ゴシック Heavy」あたりから試してみるのがオススメです。
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「縁取り」と「ドロップシャドウ」はまさに生命線
どんな背景でも文字を読ませるための必須加工。-
縁取り(境界線): 文字をくっきりさせます。基本は「白文字に黒縁」。これを二重、三重にすると、一気にプロっぽくなります。
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ドロップシャドウ: 文字に影をつけて立体感を出し、背景からグッと浮き上がらせます。
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一番伝えたい単語をデカくする
「【悲報】大切に育てたダイヤが全ロス」なら、「悲報」や「全ロス」を他の文字より2〜3倍大きくする。これだけで、何があったか一瞬で伝わります。メリハリが命!
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文字を少し傾ける・色を変える
テキスト全体をちょっとだけ傾けたり、重要な単語だけ赤や黄色に変えたりすると、サムネに動きが出て目に留まりやすくなりますよ。
2-2. キャラクターの表情で感情を揺さぶる
Vtuberの表情は、サムネの「心」。
共感と興味を引き出します。
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「喜怒哀楽」MAXの瞬間を狙え
大爆笑、驚愕、号泣、激怒など、感情の振れ幅が大きい表情は、見てる人の感情も動かします。普段見せないようなギャップのある表情は、特にクリックされやすいです。
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顔のアップを大胆に使おう
全身を入れる必要はナシ!見せたいのは「表情」なので、画面の半分が顔になるくらい、思いっきりアップで使いましょう。
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キャラクターを背景から切り抜く
ちょっと手間ですが、キャラクターだけを切り抜いて、文字やエフェクトの上に置くと、クオリティが爆上がりします。主役が誰なのか、ハッキリさせましょう。
2-3. レイアウト・構図で視線を操る
要素の配置ひとつで、見やすさは天と地ほど変わります。
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基本は「Z」の流れを意識
人は無意識に左上→右上→左下→右下と視線を動かします。-
左側: 最も注目させたいもの(キャラクターの顔など)
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右側: 内容を補足するもの(テキストなど)
この配置を基本にするだけで、サムネがめちゃくちゃ見やすくなります。
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背景はちょいボカシが効果的
キャラクターや文字に注目してほしいので、背景のゲーム画面などは少し「ぼかし」を入れるのがオススメ。主役がグッと前に出てきます。
2-4. 配色で雰囲気をコントロールする
色は、サムネ全体の「雰囲気」を決める大事な要素です。
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使う色は3色以内に絞る
色を使いすぎると、ごちゃごちゃして素人っぽく見えがち。ベース、メイン、アクセントの3色くらいにまとめると、グッと洗練されます。
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補色(反対色)で目立たせる
背景が青系なら文字は黄色やオレンジ、というように反対の色を組み合わせると、お互いを引き立て合って、めちゃくちゃ目立ちます。
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Vtuberのイメージカラーをちょい足し
文字の縁取りや背景の一部に、そのVtuberのイメージカラーを入れると、誰の切り抜きか一目で分かり、ファンに「おっ!」と思わせることができます。
「作れない…」を解決!ソフト別・プロの技再現講座
それはセンスの問題じゃなく、ツールの使い方を知らないだけかもしれません。
3-1. Canva(無料版/Pro版)での乗り越え方
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課題:二重の縁取りができない!
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解決策(力技!): 文字レイヤーを3つ重ねましょう。一番下に太い黒縁の文字、真ん中に細い白縁の文字、一番上に縁なしの文字をピッタリ重ねれば、プロ並みの二重縁取りが作れます。
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課題:キャラクターを切り抜きたい!
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解決策(無料版): remove.bg という無料サイトが神。画像をアップするだけで一瞬で切り抜いてくれます。それをCanvaにアップすればOK。
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課題:集中線やキラキラが欲しい!
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解決策: Canvaの「素材」で日本語検索!「集中線」「爆発」などと検索すれば、使える素材がザクザク出てきます。
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3-2. Adobe Photoshopでの王道テクニック
フォトショなら、ぶっちゃけ作れないサムネはありません。
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課題:文字加工がムズい!
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解決策:「レイヤースタイル」をマスターすべし。 レイヤーパネル下の「fx」ボタンから、「境界線」「ドロップシャドウ」「光彩」などを組み合わせるだけで、テレビ番組のテロップみたいな文字装飾が簡単に作れます。
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最強の練習法は「上手い人の真似」から
色々言いましたが、最速の上達法は「伸びてるチャンネルのサムネを真似すること」です。た
だし、ただの丸パクリはNG。上手な真似にはコツがあります。
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「なぜ?」を考えながら真似る
「なんでこの文字がデカいの?」「なんでこの表情?」と、デザインの“意図”を考えながら真似ることで、テクニックの本質が学べます。
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「構成」や「テクニック」を真似る
お手本のレイアウトや文字加工を、自分の動画素材で再現してみましょう。構造を借りて、中身を入れ替えるイメージです。
真似をすれば最低限のサムネイルが作れます。
「なんだこれ?ヒドイなんてもんじゃないよ…」という最悪なサムネイルを作ることはないでしょう。
まとめ
一番大事なのは、この記事を読んで「なるほど~」で終わらせないこと。
実際にたくさんサムネイルを作りまくって、自分のセンスや技術力を磨くことが大切です。
サムネ作りは、試行錯誤の連続。でも、その一つ一つの工夫が、確実に再生数に繋がっていきます。
この記事が、あなたのチャンネルをブーストさせるきっかけになったら、めちゃくちゃ嬉しいです!