【叶】「算数教室」での計算ミス指摘を巡る騒動について【ストグラ2】

 

SNSや掲示板に書き込まれたコメントを分析し、なぜ最近話題になっているのかを検証しました。

ストグラ2配信中のゲーム内収支に関する計算のやり取りで、正しい指摘をしたリスナーに対し、配信者がその内容を否定・拒絶する事態が発生しました。さらに、その直後に当該箇所の「切り抜きや文字起こしの禁止」を通達したことで、不都合な事実の隠蔽と捉えられ、以前からくすぶっていたRP(ロールプレイ)マナーへの不満と合わせて批判が噴出しています。

 

【経緯・タイムライン】

  • ストグラ内での金銭収支に関する議論:ゲーム内での借金返済や収支計算に関する話題において、配信者が自身の考えを主張し、異なる意見を持つコメントに対し真っ向から否定を行う一幕がありました。
  • リスナーの指摘に対する拒絶的な対応:計算等の誤りを指摘するコメントに対し、それを受け入れず反論する言動が見られました。その後、指摘が正しかったことが判明しても明確な謝罪はなく、自身の経験や価値観の違いといった別の理由へ話を移行させたとされています。
  • 切り抜き・文字起こしの禁止通達:当該配信の直後、特定のシーンや配信全体に関して、切り抜き動画の作成や発言の文字起こしを禁止する旨のアナウンスがなされました。
  • 以前からのRPに対する批判の再燃:今回の騒動をきっかけに、ストグラ内での行動や、1日に複数キャラクターを使用する運用などが「マナー違反」「配慮不足」として改めて議論を呼んでいます。

 

現在、議論の焦点となっている主なトピック

間違いを指摘したリスナーへの拒絶的な態度と謝罪の欠如

批判の核心となっているのは、単なる計算ミスや知識の誤認そのものではなく、誤りを正そうとしたリスナーに対する「対応の仕方」です。掲示板の分析によると、配信者は自身の正当性を主張するあまり、正しい情報を提示した視聴者からのコメントを事実の訂正として受け入れず、自身への不当な批判であるかのように扱い、拒絶する姿勢を取ったとされています。さらに、自身の誤りが明白になった後も素直に非を認めて謝罪するのではなく、声色を穏やかなものへ変化させて論点をすり替えるような対応をとったことが、「プライドが高く謝れない」「認知に歪みがある」といった厳しい指摘に繋がっています。理不尽に否定されたリスナーへの配慮が欠けている点が、ファンコミュニティ内でも問題視されている模様です。

この一連の流れに対し、視聴者からは「大人が癇癪を起こしているようだ」「DV気質のような恐怖を感じる」といった、感情的になっていると受け取った感想が多く寄せられています。特に、厳しい対応を取った直後に、何事もなかったかのように優しいトーンで説明を始める姿が「逆に怖い」「情緒が不安定に見える」と評されており、そうした振る舞いを全肯定する一部のファン層への違和感を表明するコメントが散見されます。信頼関係で成り立つ配信活動において、リスナーを下に見るような態度は致命的な不信感を招いているようです。

 

「切り抜き禁止」措置による隠蔽疑惑とストライサンド効果

騒動の火に油を注ぐ結果となったのが、問題のシーンを含む配信の「切り抜きおよび文字起こし禁止」の通達です。通常、VTuber界隈では切り抜き動画が拡散やプロモーションの一環として推奨される傾向にありますが、今回のようなタイミングでの規制は、自身の失態や批判を浴びたシーンを「なかったこと」にするための情報統制(隠蔽工作)であると解釈されています。論理的に見れば、配信内容にやましい点がなければ規制する必要はないため、この措置自体が「自身の非を自覚している証拠」であるというパラドックスを生んでいます。結果として、禁止されたことで逆に人々の関心を集める「ストライサンド効果」を引き起こしています。

第三者の視点では、この対応は「ダサい」「都合が悪い時だけルールを変える」と冷ややかに見られています。掲示板等では、禁止されたことで逆に「何分頃に問題のシーンがあったのか」というタイムスタンプ情報が活発に共有される皮肉な状況が発生しており、アーカイブを確認しに行く動きが加速しています。また、こうした言論統制を行っても、Twitchの仕様や個人の録画保存までは完全に防げないため、ネットリテラシーの観点からも「悪手である」との評価が定着しつつあります。一時的な批判を避けるための措置が、かえって長期的な「不誠実さ」の印象を決定づける結果となっています。

 

ストグラにおける「独りよがり」なプレイスタイルへの反発

「算数教室」騒動と並行して批判を集めているのが、「ストグラ」における振る舞いです。他参加者がストーリー性や対話を重視したロールプレイ(RP)を行っている中で、脈絡なく攻撃を仕掛けたり、相手の事情(ハードコア設定など)を考慮せずにダウンさせたりする行動が、「空気が読めていない」「ただのFPSをしている」と指摘されています。また、本来の活動をおろそかにしてストグラに没頭しているように見えることから、「ストグラ配信者」と揶揄される場面も見受けられます。RPという「他者との協調」が前提の場において、自分本位な楽しみ方を優先している点が、他視点の視聴者からもヘイトを買う要因となっています。

コミュニティの反応を見ると、相手が大事にしているRPの流れを中断させたり、不快感を与えたりする行動に対し、「関わらないでほしい」「ソロでやっていてほしい」という切実な拒絶反応が出ています。熱心なファンは「イベントキャラだから」「自由なRPだ」と擁護を試みていますが、多くの視聴者にはその理屈が通用しておらず、配信者の自己顕示欲とコミュニティの規範との間に大きな乖離が生じている現状が浮き彫りになっています。

 

まとめ

一連の議論を整理すると、掲示板等では主に以下の点が批判の核心となっているようです。

  1. 自身の誤りを認めず、指摘したリスナーを否定し論点をすり替える不誠実な態度。
  2. 失態を「切り抜き禁止」という強権的なルールで隠そうとする隠蔽体質への反発。
  3. 他者への配慮やRPの文脈を無視し、自己満足を優先する独善的なプレイスタイル。

今回の騒動は、単なる一時的な失言やミスにとどまらず、配信者の人間性やリスナー・共演者に対する根本的な姿勢への不信感が爆発した形となっています。都合の悪い事実を隠そうとする対応が逆効果となり、長年蓄積された嫌悪感をより一層強固なものにしてしまっていると言えるでしょう。