SNSや掲示板に書き込まれたコメントを分析し、なぜ最近話題になっているのかを検証しました。
念願のソロライブ開催という大きな節目を迎え、本来であれば祝福ムードに包まれる時期ですが、その余韻を打ち消すかのように批判の声が急増しています。特にユニット活動である「ROF-MAO」内での他メンバーへの接し方や、ライブ後の運営による大規模な広告展開、さらには活動初期のキャラクター像との乖離を指摘する声が多く、長年のファンが離れる「担降り」を示唆する書き込みも目立つ事態となっています。
経緯・タイムライン
事の発端は、ソロライブ開催後の運営による大規模な広告展開(街頭ビジョンやSNS広告)が、終了後であるにもかかわらず継続されたことに始まります。これに対し、一部からは「実人気と乖離したゴリ押しではないか」「チケット販売の不振を埋めるためではないか」といった憶測が飛び交いました。また、同時期に行われた「遊戯王」関連イベントなどにおいて、クライアントの意図と異なるデッキ選択や、敗北時の弁明とも取れる発言が見られ、プレイスタイルへの疑問が生じました。決定打となったのは直近の「ROF-MAO塾」の配信です。進行役メンバーが不在の中、先輩ライバーを呼び捨てにする、自慢話で会話を独占する、後輩への当たりが強いといった言動が「配慮に欠ける」と受け取られ、これまでの不満が一気に噴出する形となりました。
現在、議論の焦点となっている主なトピック
ROF-MAO番組内での振る舞いとユニットバランスへの懸念
最新のユニット番組配信において、本来調整役となるメンバーが不在だったこともあり、会話の主導権を握ろうとする姿勢が強く出過ぎてしまったと指摘されています。具体的には、自身のプライベートな話題や有名漫画家との交流といったエピソードトークで時間を占有し、他のメンバーが話題を広げようとするのを遮るような場面が見受けられました。また、これまでは「礼儀正しい」とされていたキャラクターに対し、突如先輩を呼び捨てにしたり、特定の後輩へ強い言葉を投げかけたりする様子が、プロレス(エンタメとしての掛け合い)の範疇を超えた「圧」として映ってしまったようです。
ユニット活動においては、メンバー間の関係性や「わちゃわちゃ感」を楽しむファンが多いため、特定の人物が場の空気を支配したり、他者を萎縮させたりしているように見える言動は非常にリスキーです。視聴者に「不仲」や「いじめ」といったネガティブな邪推を抱かせてしまうと、純粋にコンテンツを楽しめなくなる層が出てきます。結果として、本人が場を盛り上げようとした意図があったとしても、周囲への配慮が不足していると捉えられれば、ユニット全体のファンから反感を買ってしまう要因になりかねません。
「社長キャラ」というロールプレイと素の言動とのギャップ
デビュー当初から築き上げてきた「礼儀正しく、大人の余裕を持つ社長」というロールプレイ(RP)と、現在の言動との乖離が議論の的となっています。以前は周囲を立てる謙虚さが魅力とされていましたが、現在は自身の成果を誇示するような「自分語り」や、ゲームで結果が出なかった際の「言い訳」とも取れる発言が目立つようになり、未熟な一面が露呈しているとの指摘があります。特に、他者の配信や企画において、自身の宣伝やマウント取りとも解釈できる言動を繰り返すことは、かつてのスマートなキャラクター像を愛していたファンにとって受け入れがたい変化となっているようです。
Vtuberというコンテンツにおいて、キャラクターの一貫性はファンが安心して応援するための重要な要素です。長く活動を続ける中で「素」の部分が出ることは自然なことですが、それがネガティブな感情表現や配慮不足として現れてしまうと、初期のRPに魅力を感じていた層にとっては「期待外れ」と映りかねません。没入感を削ぐような言動は、これまでの信頼を損なうだけでなく、「推し続ける理由」を見失わせてしまうリスクを孕んでいると言えるでしょう。
運営による大規模広告展開とファン心理の乖離
ソロライブ終了後も続く街頭ビジョンやWeb広告などの大規模なプロモーション活動に対し、違和感を抱く声が少なくありません。通常、ライブ後の広告は円盤化などのタイミングで行われるものですが、今回は即座かつ大量に投入されたため、「動員数不足を埋めるための施策」あるいは「運営による特定ライバーへの過度な優遇」と捉えられてしまっています。本人の実力や配信の同接数、登録者数の推移と、投じられる予算規模が見合っていないのではないかという指摘も根強くあります。
運営としてはさらなるファン層拡大を狙った戦略と考えられますが、既存のコミュニティの熱量とあまりに乖離した宣伝量は、かえって「実力以上の虚像を作ろうとしている」という穿った見方を誘発してしまう諸刃の剣でもあります。特に、他ライバーとの扱いの差や公平感に敏感な「箱推し」リスナーからは反発を招きやすく、こうした過剰な露出は本人の意図とは無関係に、不要なヘイトを集めてしまう状況を作り出している側面があるようです。
まとめ
一連の議論を整理すると、掲示板等では主に以下の点が批判の核心となっているようです。
- 期待される役割との不一致:礼儀正しい「社長」というパブリックイメージに対し、他者への配慮を欠く言動が目立ち、ファンの期待とのギャップが生じている点。
- ユニット内の調和を乱すリスク:特定のメンバーに対する高圧的な態度や会話の独占が、視聴者に「関係性の悪化」を想起させ、エンタメとしての質を下げていると懸念される点。
- プロモーションと実態の温度差:ファンの実感や実績に見合わない過度な運営主導の広告展開が、周囲からの「優遇」という疑念や反発を招いてしまっている点。
今回の騒動は、単なる失言や一時的な不手際というよりも、長期的な活動の中で蓄積された「違和感」が、ソロライブやユニット番組をきっかけに表面化したものと言えます。特に、長年支えてきたコアなファン層からの厳しい意見が多いことは無視できない事実です。