【小柳ロウ】NEWTOWNでの「FAガチャ」に賛否?「ファン参加型」か「フリーライド」かが議論される

 

SNSや掲示板に書き込まれたコメントを分析し、なぜ最近話題になっているのかを検証しました。

現在、小柳ロウ氏がGTAサーバー(NEWTOWN)での企画として進めている「FA(ファンアート)ガチャ」に対し、その構造的な問題点やモラルへの指摘が相次いでいます。「自分の描いたイラストがゲーム内に登場する」というファン参加型のイベントとして期待する声がある一方で、リスナーの成果物をゲーム内コンテンツとして利用する手法が「クリエイターへの敬意を欠いている」「他人の成果物に依存しすぎている」といった批判を招いており、企画の実現性や安全性についても議論が交わされています。

 

【経緯・タイムライン】

  • ガチャ企画の発案:NEWTOWNでのギャング活動において、小柳氏が新たな資金調達や娯楽施設として「ガチャ」の実装を発案。
  • FAの募集開始:その景品(中身)として、自身や他ライバーのリスナーが描いた「ファンアート(FA)」を採用し、SNS上のタグで募集を開始する。
  • 懸念の浮上:しかし、他人の著作物を利用する権利関係の曖昧さや、参加ライバーごとのFA投稿数の格差、AIイラストの混入リスクなどが懸念され始める。
  • 現状:配信内で他ライバーへの許可取りを行う様子が見られたものの、その場当たり的な対応や「FAがあって当たり前」という前提の姿勢に対し、掲示板等で否定的な意見が増加している。

 

現在、議論の焦点となっている主なトピック

【ファン参加型の楽しみと「成果物への対価」を巡る議論】

今回の企画は、「自分の描いたイラストが推しのゲームプレイに登場するかもしれない」という、ファンにとっては採用される喜びや一体感を感じられる側面を持っています。しかしその一方で、無償で公開されているファンアートを、ゲーム内通貨とはいえ消費型の「有料コンテンツ(ガチャ)」の商材として利用する構造が、一部のクリエイター層や視聴者から疑問視されています。通常であれば主催者がコストをかけて素材を用意すべきところを、リスナーの善意に頼ってコンテンツを成立させようとする姿勢が、「他人の労力を自分の手柄として消費しようとしている」という批判に繋がっています。

この事象に対し、コミュニティでは「応援したいリスナー心理」と「それをシステム的に利用する配信者の姿勢」への温度差が指摘されています。企画のリソースが必要な時だけリスナーに頼る姿勢が、「都合が良い」「言行不一致」と受け取られ、純粋に企画を楽しみたい層以外からは警戒心を抱かれています。

 

【参加ライバー間の格差と「配慮不足」への懸念】

企画の実現性において、FAの投稿数はライバーの人気や活動歴に比例するため、どうしても「偏り」が生じるという構造的な欠陥も指摘されています。特に新人配信者や、FA文化が浸透していない界隈の参加者にとっては、「自分の絵がガチャに入っていない」というリスクがあり、配慮に欠けた企画であると言わざるを得ません。実際に「新人が気を使っている様子を想像すると辛い」といった感想も寄せられています。

この企画が「自分(小柳氏)中心で、周囲への想像力が欠如している」と映っているようです。「自分には大量のFAがある」という前提で話が進んでおり、そうではない他配信者がどう感じるか、また偏ったガチャを引かされる側がどう反応すればいいのか、といった「巻き込まれる側」への配慮が不足している点が、箱推しや他配信者のファンから批判される主因となっています。

 

【「リアクションの強要」とリスク管理の甘さ】

ガチャという形式上、引いた人間には必ず「リアクション」が求められますが、その対象が素人(リスナー)の作品であることのリスク管理が甘いという点も大きな議論ポイントです。クオリティのばらつきや、昨今問題視されるAI生成イラストが混入する可能性があり、もし微妙な絵が出てきた場合、引いた配信者は反応に困るだけでなく、無理に褒めなければならないプレッシャーを背負わされます。

こうした状況から、「推しにこのガチャを引かせないでほしい」「事故が起きる未来しか見えない」といった不安の声が上がっています。単にイラストを鑑賞するのではなく、ランダム排出されるガチャ形式にしたことで、エンターテインメントとしての面白さよりも、他ライバーに「地雷」を踏ませかねないリスクの方が際立ってしまっているのが現状です。

 

まとめ

一連の議論を整理すると、掲示板等では主に以下の点が批判の核心となっているようです。

  1. 対価を払わず、リスナーの善意や労力に依存してコンテンツを成立させようとする姿勢への反発。
  2. FAが少ない配信者や、権利関係に慎重な参加者への配慮が足りず、無自覚な「無茶振り」になっている点。
  3. AIイラストの混入やリアクション困難な作品への対策が不十分で、他ライバーに迷惑をかける懸念。

今回の騒動は、ファン参加型のイベントとして楽しもうとする層がいる一方で、主催者としての「著作物に対する意識」や「他者へのリスペクト」のバランスを欠いている点が指摘されています。実装された際に「誰が得をするのか」が見えにくく、参加者やリスナーに負担を強いる構造になっているため、このまま強行されれば、楽しさよりもトラブルや不快感が勝るイベントになりかねないという強い懸念が残されています。