【第01回】YouTubeの再生回数が伸びるサムネイルの作り方!文字の配置と大きさのコツとは?

 

YouTubeの再生回数、SNSやブログのアクセス数を増やすのに必要不可欠な【サムネイル】。

このブログではそのサムネイルのアイディアや作り方を紹介しています。

 

今回は『サムネイルに使う文字の配置や大きさのコツ』について解説します。

 

 

再生回数が増えないダメなサムネイル

 

上図はYouTubeでよく見かけるサムネイルです。

このようなサムネイルで再生回数が1万を超えるような動画はほとんど見たことがありません。

たいてい、再生回数が100回も達していないことが多いです。

 

背景画像に文字を置いただけの簡単なもので、これではとても「面白い動画には見えない」と言っていいでしょう。

「編集がされていない、ただ動画垂れ流しの面白くない動画だろうな」という印象を与えます。

悪いサムネイルの代表格とも言えるデザインです。

 

 

HIKAWA
でも、どうすれば良いサムネイルを作ればいいのかがわからない・・・。

 

最初は誰でもサムネイルがうまく作れず、画像編集ソフトの機能でサクっと作るとこのようなサムネイルになってしまうのはしょうがありません。

ですが、ちょっとのコツを覚えれば一気にサムネイルの印象が変わっていきます!

 

というわけで、ここから実際にこのサムネイルを改善していきましょう!

 

 

フォントが超重要です

 

まず、『フォント』から直していきましょう。

編集ソフトに入っている標準のフォントでは良いサムネイルを作るのはかなり難しいです。

サムネイルで使えるフォントを用意しましょう!

 

 

HIKAWA
フォントはどこから持ってくればいいの?無料でダウンロードできるの?

 

フォントはGoogleで「フリー フォント」と検索すると、無料でダウンロードして使えるフォントが見つかります。

そこで良いフォントをダウンロードしましょう。

サムネイルで使いやすいフォントは太文字で、1文字ごとのインパクトが強めなものがオススメです。

 

ただし、無料のフリーフォントには限界があるので、お金に余裕がある人は有料のちゃんとしたフォントを購入した方が将来的なストレスは減ります。

実際に有名なYouTuberやVtuberさんなどは有料のフォントを使っていることが多いです。

 

 

文字の位置、角度、大きさを調整

 

フォントを変えたら、文字の大きさや角度、位置をいろいろと試行錯誤してみましょう。

上図は「やや右上がりの角度」「重要なフレーズの文字を大きく」して「後ろの男性の顔にかぶらない位置」に文字を修正してみました。

 

文字の角度を変えるだけでかなり印象が変わったと思います。

右上がり角度で「伸びるぞ!」感を出しています。

角度をつけると文字のインパクトが強くなって、パッと見のイメージが良くなります。

 

また、漢字は大きくして接続のひらがなは小さくしています。

好みによっては接続のひらがなを無くして単語だけを並べるのもオススメです。

今回の例だと、「再生回数、伸びる、サムネイル、作り方」しか書いてなくても意味は伝わります。

 

あとは背景画像と文字のバランスを考えて配置場所を決めていきます。

背景画像を活かすような文字の位置を考えていくと、他にはないオリジナルな配置になって個性的なサムネイルが出来ます。

「背景画像を活かす」という手間がかかることが逆に良い結果を生むことが多いです。

 

 

 

文字が背景画像の印象に負けてしまわないように、文字に影を入れています。

影の入れ方は下に黒い文字を入れるだけで簡単にできます。

この一手間をかけるだけで文字に立体感が出てきて、のっぺり感が減ります。

 

 

文章を再考する

 

ここでサムネイルに表示させる文章について考え直しましょう。

サムネイルには余計な文字を入れず、なるべく少ない文字でインパクトを与えることが大事です。

不要な言葉、文字、文章をとにかく削っていきましょう。

 

今回の場合だと「サムネイル」を「サムネ」に短縮しています。

サムネでも十分に意味が通じますからね。

 

文字が減ったことで全体のバランスも変わったので、背景画像をやや右側に寄せて、さらには文章の順番も入れ替えています。

 

 

画像や文字の色を試行錯誤する

 

次は文字に色をつけ、背景画像の色合いもちょっと変えて、簡単な装飾をつけていきます。

目立たせたい単語に色をつけましょう。

色を使いすぎるとどこが重要なのかわかりづらくなるので、本当に目立たせたい文字にだけ色をつけましょう。

 

文字に色をつけると背景画像とのバランスが悪くなってくることがあります。

そういう場合は背景画像の色合いも変えてみましょう。

今回は『彩度』を上げて背景画像が文字に負けないように加工してみました。

 

背景画像と文字だけだと「何もないスペース」が目立っていたので、謎の線を入れてスペースを埋めました。

線だけじゃなくてアイコンを入れてみたり、四角や丸の図形を入れるだけでも良いアクセントになります。

 

微調整をして完成

 

ここまでの工程でデザインはだいぶ決まってきました。

最後に微調整で文字の色に「グラデーション(上は黄色で下はオレンジ)」を入れてみたり、謎の線の色を変えたりしてみました。

そして、デザインにこだわりすぎて肝心の文字の印象が弱くなっていないか?を最後に確認して完成です!

 

 

HIKAWA
最初のサムネイルから考えるとかなり良くなったはず!

 

 

作業時間的には40分くらいで、かなり「それっぽいサムネイル」が出来たと思います。

ちなみに、私が使っている画像編集ソフトは『PowerPoint』です。