とくにVtuberさんに多いのですが、大きな事件や事故があると配信が中止や延期になることがありますよね?
正直そんなに配慮しなくてもいいのでは?と思う人もいるでしょう。
災害が起きたときに配信が中止になる
今の日本では震度5くらいであれば「大きいかな?」くらいの感覚です。
被害もほとんどなく、次の日には何事もなく過ごすことができます。
それでも配信を中止する配信者さんがいます。
配信さんのいる場所では揺れを感じなくても、それでも配信をやめてしまうのです。
これは2011年の東日本大震災で津波の被害が大きかったことに由来しています。
東日本大震災までは津波の怖さがそこまで周知されておらず、すぐに逃げなかった人が多かったのです。
逃げた人でも予想以上の津波で「あと数分だけでも早く避難していれば・・・」ということもありました。
これ以降、大きな地震が起きたらまず避難!と強く言われるようになったわけです。
そういう過去があったため、配信中に地震があると「配信を見てる場合じゃない!津波がくるかもしれないから気をつけろ!」という意味合いで配信を中止する人が増えてきました。
もちろん、津波だけではない二次災害も起こる可能性もあるので「配信見てる場合じゃないぞ!もう配信やめるから身の安全を確保しろ」ってことです。
大きな事件が起きてゲーム配信が延期になった
こういう場合は視聴者さんへの配慮で配信を延期することがあります。
例えば、電車事故が起きた日に電車のゲームをするのはなんか良くないですよね?
楽しくゲーム配信を見ようとしても、頭のどこかで事故のことがチラついてしまい集中して見ることができません。
事件や事故を連想させるようなゲーム配信を中止や延期にするのは、配信者としての視聴者へ向けての優しさと言えます。
「自分はそんなの気にならない!」という方もいるでしょう。
しかし、この世の中にはいろいろな人がいます。
そういうのが気になってしまう人も多いのです。
そして、「こんなときになんで配信やってるんだ!!」とコメントに書き込んでしまう人もいます。
「あんな事件があったのにこんなゲームやるな!」とか、そういうコメントを書く人です。
そんなコメントを見ても良い気分はしませんし、場合によっては視聴者どうしで言い合いに発展することもあります。
コメント欄が荒れているのに楽しい配信なんか出来ません。
いろいろと最悪な事態を想定すると配信をしない方が結果的に良いという判断です。