【鳴神裁】Vtuberの歴史を紹介する動画に賛否!?過去の「事件への関係性」が未だに語られる理由

 

一時期は暴露系Vtuberとして話題になった「鳴神裁」、過去の言動との整合性や現在の活動方針を巡る議論が再燃しています。また、係争関係にある他者への攻撃的な発信を続ける特定アカウントの動向や、自身の健康管理に関する報告と実態の乖離について、コミュニティ内で厳しい指摘が相次いでいます。

 

【経緯・タイムライン】

  • [動画投稿活動]:「Vtuber史」と題した解説動画シリーズを投稿。黎明期の歴史や定義について語るものの、内容の正確性や「生き証人」という自称に対し、視聴者から認識のズレを指摘する声が挙がる。
  • [SNS上の動向]:特定のアカウント(通称Ex)が、係争中である他ライバー(ra)やその支援者に対し、執拗な批判や独自の解釈を展開。これに対し、運営会社への通報を推奨する動きが活発化している。
  • [配信活動と健康状態]:定期配信等において体調不良(腹痛等)を理由に企画を延期する一方で、刺激物の摂取など矛盾する食生活を報告。療養への姿勢について疑問視する意見が見られる。
  • [数値的な推移]:復帰後の同時接続者数が数十人規模で推移しているとのデータがあり、活動の求心力低下や、外部サイト(Note、FANBOX)への誘導を中心とした収益モデルへの移行が観測されている。

 

現在、議論の焦点となっている主なトピック

1. SNSにおける特定アカウントの攻撃的行動と法的懸念

掲示板では、「とある」特定のSNSアカウントの動向が大きな懸念材料として扱われています。このアカウントは、該当ライバーと係争関係にある他ライバーやそのファン層に対し、長期間にわたり否定的な情報を発信し続けています。掲示板等では、この行動が単なる個人の感想を超え、業務妨害や名誉毀損に抵触する可能性があるとして、所属事務所(えにから等)への通報や証拠保全を促すコメントが多数見受けられます。

また、このアカウントが過去の騒動の中心人物や該当ライバー自身と密接な関係、あるいは同一人物ではないかと推測する声も上がっています。根拠として、情報の偏りや執着の度合い、投稿のタイミングなどが挙げられており、第三者による純粋な意見発信とは異なる性質のものとして、コミュニティ内での警戒レベルが高まっています。

 

2. 健康状態の報告と生活習慣の不一致

該当ライバーは自身の健康状態(特定の消化器系疾患の可能性)を理由に、一部の企画や活動を制限・延期している旨を発信しています。しかし、その一方で「刺激の強い食品(ヤンニョムチキン等)の摂取」や「不規則な生活」を配信内で報告しており、この言動の不一致が信頼性を損なう要因となっています。

視聴者からは、「体調不良を訴える一方で、治療や療養に専念する姿勢が見られない」という指摘がなされています。これは単なる個人の健康管理への干渉ではなく、活動の遅延理由としての正当性や、ファンに対する誠実さを問う文脈で語られており、キャラクター設定と実態の乖離(いわゆる「設定の破綻」)として批判の対象となっています。

 

3. 「解説者」としての立ち位置と現状の評価

復帰後のコンテンツとして「業界の歴史解説」を行っていますが、これに対する評価は芳しくありません。自身を「生き証人」と位置づけるブランディングに対し、掲示板等では「情報の正確性が欠けている」「個人的なバイアスが強い」「現状の数字(視聴者数)が伴っていない」といった厳しい評価が下されています。

かつての影響力を背景にした「ご意見番」的なポジションを維持しようとする姿勢と、実際の視聴者数や影響力の低下という現実のギャップが、批判的なコメントを誘発しています。また、過去のトラブルや法的紛争が未解決のまま、中立的な解説者を演じることへの違和感も、議論が沈静化しない一因となっています。

 

まとめ

  1. 未解決の法的・倫理的課題:過去のトラブルや係争が解決していない中での活動再開に対する、根強い不信感。
  2. 発信内容と実態の乖離:健康管理や「業界の重鎮」という自己演出と、実際の行動や数字との間に生じているギャップ。
  3. 周辺環境の攻撃性:擁護的、あるいは攻撃的な周辺アカウント(Ex等)の存在が、コミュニティ全体の緊張感を高め、批判を長期化させている。

該当ライバーが今後、信頼を回復するためには、現在進行中の法的問題への誠実な対応と、言動不一致の解消が不可欠です。しかし現状では、外部プラットフォームへの誘導による閉鎖的なコミュニティ形成が進んでおり、一般的な視聴者層との乖離はさらに広がる可能性があります。