「X(旧Twitter)を最新バージョンにアップデートしたのに、DMの既読機能が表示されない…」
今回の記事では、このような現象に悩まされている人に向けて、設定の再確認方法や、機能が反映されない原因、具体的な解決策を分かりやすく丁寧に解説します。
まずは「自分側の設定」がオンになっているか確認しましょう
実は、アプリを最新にアップデートしても、設定だけは「オフ(通知しない)」のままになっていることがあります。
まずは、自分の設定画面の奥にある「既読を表示」というスイッチがちゃんと入っているか、一緒に確認してみましょう。
設定を確認する手順
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Xのホーム画面(タイムライン)で、左上にある自分の「アイコン」をタップします。
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一番下にある「設定とサポート」をタップして、出てきた「設定とプライバシー」を選びます。
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「プライバシーと安全」という項目をタップしてください。
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封筒のマークが描かれた「ダイレクトメッセージ」をタップします。
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ここで「既読を表示」という項目の右側にあるスイッチが「緑色(オン)」になっていればOKです。
相手も設定をオンにしていないと「既読」は出ません
それは故障ではないので安心してくださいね。実は、Xの既読機能には「お互い様」のルールがあるんです。
「自分」と「相手」の両方が設定をオンにしていないと、既読マークは表示されない仕組みになっています。
例えば、あなたが設定をオンにしていても、メッセージを送った相手が「私は読んだことを知られたくないな」と思って設定をオフにしていれば、既読はつきません。
特定の相手だけ既読が出ないのは、その相手の方がプライバシー設定でオフにしている可能性が高いです。こればかりは相手側の自由なので、こちらで直すことはできないんです。
アプリの調子が悪いときは「入れ直し」が一番の近道
設定も正しいのに動かない、あるいは設定メニュー自体が見つからないという場合は、アプリが「新しい設定」をうまく読み込めていない可能性があります。
機械に詳しくなくてもできる、アプリを元気にするための3つの方法を試してみてください。
試してほしいこと
- ログアウトしてもう一度入る: 一度Xからログアウトして、もう一度ログインし直してみてください。これだけで、最新の状態にリフレッシュされることがあります。
- アプリを消して入れ直す: 一度アプリをスマートフォンから削除して、App StoreやGoogle Playから入れ直してみてください。(※ログインし直す必要があるので、パスワードをメモしておきましょう!)
- スマホの電源を切り、再起動する: 意外かもしれませんが、スマホ自体の疲れが原因で新機能が動かないこともあります。一度電源を完全に切ってから入れ直してみてください。
「最新版なのに自分だけ機能がない」は実はよくあること
それは「順次ロールアウト」といって、Xが新機能を少しずつユーザーに配っているからです。
Xは一気に全員に機能を届けるのではなく、「今日はAさんのアカウント」「明日はBさんのアカウント」というように、順番に解禁していく仕組みをとっています。
そのため、「アプリのバージョンは同じなのに、自分だけ機能がまだ使えない」という現象がどうしても起きてしまいます。この場合は、自分の順番が回ってくるまで数日から1週間ほど、気長に待ってみるしかありません。
ユーザーにはどうしようもできない「X側の問題」
ここまで紹介したことを試してもダメなら、それはあなたのスマホのせいではなく、もっと大きな「外側の問題」かもしれません。
1. Xのサーバーで障害が起きている
Xの大きなコンピューター(サーバー)自体が一時的に故障したり、バグ(不具合)が発生したりしていることがあります。この場合、既読がつかなくなったり、DMが送れなくなったりします。世界中のユーザーで同じことが起きているはずなので、ニュースや検索で「X 不具合」と調べてみてください。
2. スマホの「土台」が古すぎる
Xのアプリだけではなく、スマホ自体のシステム(iOSやAndroid)がかなり古いバージョンのままだと、最新の機能がついていけなくなることがあります。スマホの設定画面から「システムアップデート」が来ていないかチェックしてみてくださいね。
まとめ
XのDMで既読が出ないときのチェックリストです。
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自分の設定が「オン」になっているか再確認する
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特定の相手だけなら、相手が「オフ」にしている可能性を考える
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アプリの再ログインや再インストールを試してみる
これらを全部試しても解決しないときは、あなたの操作ミスではなく「X側が順番に機能を届けている途中」か、「X全体でバグが起きている」かのどちらかである可能性が高いです。
あまり焦らず、「そのうち直るかな」くらいの気持ちで数日間様子を見てみてくださいね。