YouTubeを見ていて、興味もないのに「出会い系」や「マッチングアプリ」の広告ばかり流れてうんざりしていませんか?特に彼女と一緒に見ている時にこれが流れると、変な誤解を招きそうで本当に気まずいですよね。
この記事では、なぜそのような広告が出るのかという原因と、今すぐできる「出会い系広告を劇的に減らす設定方法」を解説します。
最強の対策「マイアドセンター」で制限する
実はGoogle(YouTube)のアカウント設定には、まさにそのような「デリケートな広告」を制限する専用のスイッチが存在します。これを知っているだけでかなり状況が変わります。
以下の手順で、Googleの「マイアドセンター」を設定してみてください。
- Googleにログインした状態で「マイアドセンター」と検索するか、YouTubeアプリの設定からアクセスします。
- 画面内のメニューから「広告のカスタマイズ」を選びます。
- さらに「デリケートなトピック」というタブを探してタップします。
- リストの中に「出会い系」や「妊娠・育児」「減量」などの項目があります。
- 「出会い系」の横にあるスイッチをオフ(制限)に切り替えてください。
この設定を行うことで、Googleはあなたに対して可能な限りそのカテゴリの広告を表示しないよう調整してくれます。最も効果が高く、まず最初にやっておくべき設定です。
その場で「興味なし」を学習させる
全体設定をしても、新しい広告主や抜け穴的に表示される広告はゼロにはなりません。そんな時は、広告が表示された瞬間に「これは嫌いだ」とAIに教え込むのが有効です。
面倒ですが、以下の操作を数回繰り返すと精度が上がります。
- 広告再生中に、画面の隅にある「i(情報マーク)」または「…(三点リーダー)」を押します。
- 「マイアドセンター」または「この広告の表示を停止」を選択します。
- ブロックする理由を聞かれたら「興味がない」や「不適切」などを選んで送信します。
これを繰り返すことで、あなたのYouTubeアカウントは「このユーザーにはこの手の広告を出しても無駄だ(クリックされない)」と学習し、徐々に別のジャンルの広告を表示するようになります。
「興味があるから出る」は誤解です(原因と仕様)
ここが一番重要なポイントですが、出会い系広告が出る=あなたが検索したから、とは限りません。
広告システムは、検索履歴だけでなく「属性」を強く参照します。例えば「20〜30代の男性」というだけで、マッチングアプリの広告ターゲットとして自動的に分類されてしまうのです。広告主側が「若い男性全員に配信!」という設定をしていれば、あなたが全く興味がなくても表示されます。
もし彼女さんに疑われたら、「この年代の男性全員にばら撒かれている仕様らしい」と伝えてください。また、念のためにYouTubeの「設定」→「履歴とプライバシー」から検索履歴や再生履歴を削除しておくと、過去の誤った関連付けもリセットできるので安心です。
まとめ
- Googleの「マイアドセンター」にある「デリケートなトピック」設定で、出会い系を制限しましょう。
- しつこい広告はその場で「表示停止」を選び、AIに「興味なし」を学習させてください。
- 広告が表示されるのはあなたのせいではなく、年齢や性別による自動ターゲットの可能性が高いです。
意図しない広告で楽しい時間が台無しになるのは避けたいですよね。設定を見直して、彼女さんと気兼ねなく動画を楽しんでください!