SNSや掲示板に書き込まれたコメントを分析し、なぜ最近話題になっているのかを検証しました。
今回は、VTuberグループにじさんじに所属する加賀美ハヤトさんの直近の活動について取り上げます。スマートフォン向けゲームとのコラボキャンペーンが目標に届かずに終わってしまった件や、大型のゲーム大会企画に向けた一部ファンの過熱した行動が注目を集めています。さらに、新たに投稿された歌唱動画に対する厳しい評価など、さまざまな角度から疑問の声が寄せられており、これまでの活動姿勢が問われる状態になっているようです。
主な議論のポイント
- 過去の言動(前世アカウント)に関する炎上騒動が起きた後も、明確な活動休止期間を挟まずに配信や外部の企業案件への出演を継続した。
- スマートフォン向けアプリゲーム、リヴリーアイランドとのコラボキャンペーンが開始されるも、目標となるリポスト数に届かないまま終了した。
- 大型のゲーム大会企画である「にじさんじ甲子園」のドラフト会議が終わった直後から、一部の熱狂的なファンによる二次創作イラストがSNSに大量に投稿された。
- 人気楽曲であるモニタリングの歌ってみた動画を2種類同時に投稿したところ、歌い方や選曲の意図について視聴者から疑問の声があがった。
スマートフォン向けゲームとのコラボキャンペーン未達成の背景
VTuberグループにじさんじとスマートフォン向けアプリゲーム、リヴリーアイランドのコラボレーション企画において、SNS上でリポストキャンペーンが実施されました。これは、ゲーム内で使用できる限定アイテムをもらうために、指定されたリポスト数である24340件を目指すという内容です。しかし、設定された期間内に目標の数値に届かず、キャンペーンは未達成という結果で終了してしまったようです。以前に行われた同じゲームとのコラボ企画では、別のライバーたちが参加してわずか数日で目標をクリアしていたという実績がありました。そのため、今回の結果は多くのネットユーザーを驚かせており、キャンペーンを達成させたいゲームのファンが独自に拡散を呼びかける様子も見られましたが、最後まで数字が伸び悩む形となりました。
この結果に対して、ネット上では加賀美ハヤトさん本人や運営の対応を疑問視する声があがっています。数ヶ月前に発生した加賀美ハヤトさん自身の過去の言動をめぐる炎上騒動に対し、十分な活動自粛期間などを設けずに表立った仕事を継続していることへの不信感が、今回のキャンペーン参加への消極的な姿勢に繋がったのではないかと危惧する意見が多いようです。ゲームの既存プレイヤーやグループ全体を応援しているファンの中にも、意図的にリポストを控えたというリアルな声が見受けられます。
大型企画「にじさんじ甲子園」における一部ファンの過熱した行動
毎年恒例となっている野球ゲームの大型大会企画、にじさんじ甲子園に向けて、各チームの監督となるライバーが参加選手を選ぶドラフト会議が行われました。加賀美ハヤトさんは、不破湊さんが監督を務めるチームから指名を受けています。現在、実際のゲームを使用したキャラクター育成の配信がまだ本格的に始まっておらず、加賀美ハヤトさんがどのポジションにつくのかも公式には決まっていません。しかし、一部の熱狂的なファンたちが先行して、加賀美ハヤトさんが花形であるピッチャーを務め、同じチームに選ばれた剣持刀也さんとバッテリーを組むという設定の二次創作イラストをSNS上に投稿している状態です。さらに、監督である不破湊さんとの関係性を独自の解釈で描いた作品なども広く拡散されています。
こうした一部のファンの先走った行動に対して、他のライバーのファンからは強い懸念の声があがっています。まだ何も決まっていない段階で特定のポジションや人間関係を決めつけるようなイラストを大量に投稿することは、同じチームの他のライバーを軽視しているように見えるといった不満が噴出しているようです。また、もし実際の育成配信で加賀美ハヤトさんが希望通りのポジションにならなかった場合、監督や他のライバーに対して過激なファンが不満をぶつけるのではないかという不安の声も広がっています。
人気楽曲の歌唱動画への厳しい評価と選曲への疑問
加賀美ハヤトさんが新たに投稿した人気楽曲、モニタリングの歌ってみた動画についても、掲示板などで多くの意見が交わされています。今回は通常バージョンと、Best Friendバージョンの2種類が公開されました。それぞれの動画が投稿されたものの、視聴者からは歌唱のクオリティや選曲の意図について厳しい指摘が相次いでいます。原曲の持つ雰囲気やメッセージ性と、加賀美ハヤトさんのこれまでのキャラクター性や歌い方が合っていないと感じる人が多かったようです。また、2つのバージョンを同時に公開したにもかかわらず、歌い方や表現方法に明確な違いが感じられず、なぜ複数投稿したのか意図が伝わりにくい状況になっています。
この件が問題視されているのは、楽曲やクリエイターに対するリスペクトが欠けているように受け取られてしまったことが大きいようです。ただ動画を複数投稿するのではなく、楽曲ごとの魅力を引き出すような丁寧な表現が求められているという厳しい意見が寄せられています。過去の言動の積み重ねから、再生数などの数字を稼ぐためだけに流行りの楽曲に便乗しているだけではないかという疑念を抱く視聴者もおり、今後の音楽活動の方向性を危惧する声があがっているようです。
まとめ
- 過去の炎上騒動に対する事後対応が不十分なまま活動を継続したことで、企業が関わるコラボキャンペーンの結果に影響を及ぼしてしまったと見られていること。
- 一部の熱狂的なファンによる配慮を欠いた二次創作の拡散が、周囲のライバーやそのファンに不快感を与えてしまっていること。
- 再生数や話題性を優先しているように見える歌唱動画の投稿手法が、楽曲や表現に対する真摯さを欠いていると受け取られていること。
過去の不適切な言動に関する騒動が起きた際、十分な説明や冷却期間が設けられなかったという不満が根底にあるからこそ、今回のリヴリーアイランドとのコラボキャンペーン未達成という目に見える結果に対して、やはりファンは離れていたのではないかという厳しい指摘が飛ぶ形となりました。
また、運営側がそうした状況を考慮せずに表立った仕事を任せ続けている姿勢や、一部の過激なファンによる他のライバーを巻き込んだ行動も、批判をさらに広げる原因になっていると言えます。


