SNSや掲示板で話題となっているにじさんじ所属ライバー早乙女ベリーさんの配信設定をめぐる騒動について、経緯をまとめました。
早乙女ベリーさんが配信の裏側に設定する検索用メタタグに、配信内容とは無関係なワードや先輩ライバーの名前を設定していたことが発覚し、YouTubeの規約違反ではないかと大きな批判が集まっています。さらにこのメタタグ問題が発端となり、直前にコラボした先輩ライバーとの関係性の打ち出し方や活動スタンスにまで疑問の声が広がる事態となりました。
騒動の経緯
- 早乙女ベリーさんのAPEXソロ配信において、以前コラボした先輩ライバーである小柳ロウさんの名前をはじめとする無関係なキーワードがメタタグに含まれていることがリスナーにより発見されました。
- 過去の歌枠や雑談配信などのメタタグも掘り起こされ、配信内容と合わないタグが日常的に大量設定されている実態が判明しました。
- YouTubeの誤解を招くメタデータに関するポリシーに抵触しているのではないかとの指摘が広まりました。
- 指摘の直後、他の無関係なタグは残されたまま小柳ロウさんの名前タグだけが配信設定から消去されたことで、批判の声が一気に強まりました。
- 一連の対応を受けて、直前に行われた指導企画からの文脈や、先輩ライバーとの関係性の見せ方に至るまで議論が波及する状況となりました。
配信内容と無関係なメタタグの大量設定と規約違反の指摘
今回の騒動の中心にあるのは、動画の検索にかかわる裏側のメタデータ、いわゆるメタタグの設定内容です。早乙女ベリーさんが実施したAPEXのソロ配信において、参加していない先輩ライバーである小柳ロウさんの名前がタグに含まれていることが確認されました。この配信をきっかけにリスナーが過去のアーカイブも調査したところ、秋の楽曲を歌う配信に「Minecraft」「朝活」「一周年」「記念配信」「お料理」といった無関係なジャンルが大量に含まれていたほか、「歌うま」「にじさんじ歌うま」「ギャル」「平成女児」といった自己アピールに近いワードまで設定されていました。配信作成時に過去の設定を引き継ぐ機能があるため、単なる消し忘れではないかという意見もありましたが、YouTubeの公式ガイドラインでは視聴者を欺く目的や不当な露出を狙って内容と無関係なメタデータを追加する行為は明確に禁止されています。リスナーから指摘を受けた直後に、他の無関係なタグはそのまま残して小柳ロウさんの名前タグだけが配信から消去されたため、やましい意図を隠そうとしたのではないかという批判が集まりました。
普段は一般の視聴者があまり気に留めない裏側のタグ設定まで細かく確認された裏には、コラボ相手の動向や関わり方に強い関心を持つリスナー層の存在がありました。そうした繊細な視線が集まる中で規約違反にあたる設定が見つかり、さらに都合の悪い部分だけを取り繕うような対応を取ってしまったことが、不信感を決定的なものにしたと指摘されています。
なぜ小柳ロウの名前が入っていたのか?
そもそもなぜソロ配信に先輩ライバーの名前が入っていたのかというと、直前に行われたコラボ配信とゲーム内の関係性が深く関わっています。早乙女ベリーさんは問題となった配信の直前に、同じ事務所の先輩である小柳ロウさんとAPEXのコラボ配信を行っており、ゲームの指導を受ける企画を実施していました。小柳ロウさんを先生役として慕う師弟関係のようなやり取りを見せており、その後のソロAPEX配信でも、ゲームのランクがゴールドに上がる瞬間を先生に見てもらいたいと発言しながらプレイを続けていました。タグに名前が残っていた理由としては、前回のコラボ配信枠の設定をそのまま引き継いで枠を立てたことによる消し忘れという見方があります。その一方で、2人の師弟関係をアピールしたい思惑や、人気の高い先輩の名前をタグに入れてソロ配信への検索流入を狙ったのではないかという意見も出ています。配信によってはタグの付け替えを行っている形跡があったことや、指摘を受けた直後に小柳ロウさんの名前タグだけを急いで消去した事実から、単なるうっかりミスではなく意図して残していたのではないかという見方が強まりました。
事前に指導を受けた流れがあったとしても、本人が参加していないソロ配信のタグに名前を使う行為は、相手の知名度を利用した話題作りや客引きと受け取られかねません。相手を熱心に応援するファンにとって、名前を自身の数字集めの道具のように扱われたと感じてしまい、強い反発や警戒感を生むことにつながっています。
まとめ
- 配信内容と合致しないキーワードや先輩ライバーの名前をメタタグに設定し、検索ルールを軽視していたこと。
- 直前のコラボ企画で築いた関係性をソロ配信のタグに持ち込み、客引きのように受け取られたこと。
- 指摘を受けた直後に特定の先輩ライバーの名前タグだけを削除し、不誠実な対応と見なされたこと。
今回の騒動で批判の声がこれほど大きく広がった裏には、相手ライバーを熱心に応援するファンが抱く警戒心や、日頃の活動姿勢に対して周囲が感じていた小さな違和感の積み重ねがありました。人気ライバーとの距離感や名前の扱われ方に対して敏感なファン層が存在する中で、裏側の検索タグに相手の名前を利用していた事実や、指摘後にその部分だけを隠そうとした立ち回りは、相手の知名度を利用した客引きのように受け取られてしまいました。そうしたデリケートな関係性への引っかかりを下地として抱えていたリスナーが多かったからこそ、規約違反という客観的な非が見つかった瞬間に、過去のタグ設定や言動にまで厳しい追及が結びついています。活動の規模を広げようとする意図自体は不自然なものではありませんが、関わる相手のファン心理を汲み取らない手法では余計な摩擦を生む結果となってしまいます。


