ストリーマーやVtuberのライブ配信を見るにあたって、リスナーがリアルタイムで意見を書き込めるチャット欄はかなり重要です。
チャット欄との会話で面白い展開になったり、配信が盛り上がったりします。
最近チャット欄がつまらない?
世の中で在宅時間が増える傾向にある現在、ストリーマーやVtuberのライブ配信を見る時間が多くなってきました。
ライブ配信は視聴者のコメントと配信者のやり取りもエンターテイメントの一つとして盛り上がる要素です。
ライブ配信を見始めた当初は、自分はコメントを書き込まずともチャット欄も一緒に見ていた人が多いのではないでしょうか?
チャット欄を見ながら配信を見ていると、仲間たちとワイワイしている気分になれるので楽しいですよね。
生でスポーツ観戦をするような、お笑いライブを会場に見に行くような、そんなワクワク感がライブ配信では味わえます。
しかし、ある瞬間に気づくのです。
「最近のチャット欄がなんかつまらないな・・・」ということに。
というわけで、チャット欄がつまらないと感じる理由について紹介していきます。
ルール化されすぎてしまった
チャット欄に書き込む時にはいろいろなルールがあります。
「鳩禁止」や「荒らし禁止」「荒らしに反応するのも禁止」、「リスナー同士での会話はなるべくしない」「配信者がトイレ休憩中の告白タイムはやめてほしい」などなど・・・。
明らかに禁止されているものを含めると暗黙の了解的なルールがけっこうあります。
最初は誰もが自由にコメントを書いているので、いろいろな視点からのコメントがあって面白いと感じると思います。
しかし、数ヶ月~数年が経過すると、これらのルールは絶対に守らなければいけないという雰囲気になり、初心者リスナーがなかなかコメントを書き込めないようになってきます。
ルールを破った初心者リスナーに対して常連リスナーさんからお叱りのコメントが飛んでくることもあります。
こうなると初心者リスナーがコメントしなくなり、ルールに怯える常連リスナーさんしかコメントをしなくなるのです。
無意識のうちにルールが厳しくなり、それを遵守するリスナーが増えてくるとコメントの自由度は知らぬ間になくなっていきます。
配信者さんの良いプレイに対して「ナイス~」しか書き込めないような雰囲気になってくるのです。
ここまでくると以前の自由だったチャット欄に戻ることは無いと言ってもいいでしょう。
当たり障りのないコメントだらけになって見てても面白くないです。
空気を読めないコメントが増えた
残念ながら、どうしても変なコメントを書く人や空気の読めていないコメントを書く人が出現してしまいます。
これはもう防ぎようのないことです。
コメントを書き込む前に「ルールテスト」や「ユーモアテスト」を強制的に受けてもらうくらいのことをしなければ、そういうコメントを書く人が出現するのは防げないでしょう。
ホラーゲーム配信中に「そこの部屋になんかいそう!」とかネタバレコメントしたり、謎解きゲームで「それジャンプでクリアできるよ」とか攻略法をすぐに教えたり。
こういうエンタメ潰しのコメントをする人は絶対にいます。
なぜ空気が読めないコメントをしてしまうのかというと、配信者さんに教えたい!って気持ちが強すぎたり、自分の知識をアピールしたい人だからです。
もう、そういうことをしちゃう性格なんです。
こういうコメントをしちゃう人は永遠に悪意なく同じようなコメントをし続けるので、「ん?」と思ったら早めにブロックしてチャット欄に表示されないように対策しましょう。
早めに対策しておかないと永遠にイライラすることになります。
面白いリスナーが離れてしまった
まず、基本的にチャット欄で面白いコメントをするというのは難しいです。
配信をリアルタイムで見ていて瞬時に伝えたいことを文章化するというのはかなりのセンスが必要です。
配信者さんが思わず笑ってしまうコメントというのは、2時間の配信で10個もないのが現実です。
面白いコメントを安定して書き込める人はわずかしかいません。
面白いコメントを書けるリスナーさんが多いほどチャット欄も面白いですが、面白いコメントを書ける人は徐々に減っていくのが現実です。
別の配信者さんの方に行ってしまったり、コメントを書くことに飽きてしまうのが理由のようです。
面白いコメントを書ける人の濃度が少なくなってくると空気の読めないコメントの濃度が上がってきてしまい、全体的につまらないチャット欄になってしまいます。