Vtuberの切り抜き動画チャンネルを運営している私です。
6ヶ月間かかったものの収益化を達成できたので、そのときに培った「Vtuberの切り抜き」ノウハウを紹介しています。
今回は切り抜き動画チャンネルを立ち上げるにあたって最初の難関であり最も重要なことである『許可って必要?』について解説していきます。
Vtuberの切り抜きには許可が必要?
結論から言えば切り抜き動画を勝手にやると著作権侵害で訴えられる可能性があります。
インターネットの世界ではいろいろな動画が上がっているので感覚がマヒしてしまうところですが、他人の動画を自分のモノとして勝手にアップすると著作権侵害になります。
長編映画を10分程度に短縮した「ファスト映画」を作成して動画投稿サイトに投稿した男女2人に対し、東京地裁は、映画会社やテレビ局など原告側の請求通り、著作権侵害による計5億円の賠償を命じる判決を言い渡した。
これは【映画を録画して無断でYouTubeにアップしたら著作権侵害】と同じで、映画の場合は『ファスト映画』という事件名でニュースになったのを覚えている人も多いでしょう。
切り抜き動画も勝手にアップしたら元動画であるVtuberさんから訴えられるということです。
許可はどうやって取ればいいの?
許可の取り方は大きく2つあります。
- 直接本人に許可を取る
- 権利関係のガイドラインを確認する
まず、個人Vtuberさんの場合は本人に直接許可を取るパターンが多いです。
許可の取り方としては、本人のTwitter(DM)にメッセージを送って許可を取るのが一般的です。
TwitterをやっていないVtuberさんであれば、YouTubeのチャンネル概要欄から(メールアドレス)を探しメールで許可を取りましょう。
まず、この場合は許可が取れていないことになるので切り抜き動画をアップすることはできません。
返信がない=許可がない。です。
たまに返信がなくて我慢できずに切り抜き動画を上げてしまう人がいますが、それでは無断でのアップロードで著作権侵害になるのでやめましょう。
また、返信を催促するのも良くないです。
Vtuberさん側としては「返信するとリスナーとの個人間やりとりになってしまいトラブルが起きるかもしれない」危険性があり、そう簡単には返信ができないという事情があります。
返信をしないことが許可しないという意思表示だと思って、許可の返信がない場合はおとなしく諦めましょう。
ガイドラインで切り抜きOKかを確認する
事務所に所属しているVtuberさんの場合、その事務所のホームページに【ガイドライン(二次創作)】という項目があります。
そのガイドラインに切り抜き動画の許可に関する記載があります。
グーグル検索で『(事務所名)+ ガイドライン』と検索すると見つかるはずです。
そこに記載されているルールを守って切り抜きをしましょう。
ガイドラインは結構な頻度で変わっているので定期的にチェックしておくと良いです。
例えば【ホロライブ】の場合は途中でガイドラインが改定されて「切り抜きを申請をするのを推奨」という項目が追加されました。
ガイドラインのチェックを怠っているとその改定を見逃すことになるので注意しましょう。
企業所属Vtuberさんを切り抜く際の注意点
事務所全体で切り抜きが許可されている場合でもVtuberさん個人のルールが優先されます。
今回の場合はVtuberさん個人の意見を尊重して「切り抜きはやってはいけない」ということになります。
たまに、「切り抜き禁止」宣言がされていることに気づかずに切り抜き動画をアップしてしまう人がいるので注意しましょう。
VtuberさんのTwitterをしっかりチェックする、動画の概要欄を確認する、などすれば気づけるはずです。
切り抜きが許可されているかの確証が持てない
改めてですが、100%の許可がなければ著作権侵害になってしまう危険性が高いです。
ですので「みんながやってるからOKだろう?」と見切り発車をするのはダメです。
こういう場合、まずは切り抜いているチャンネルを確認してみて下さい。
チャンネル名や概要欄に【公認】や【公式】、【許可を取っています】と書かれていませんか?
もしも上記のような記載があるならば、その切り抜きチャンネルは許可を取ったということになります。
新規で切り抜きをするときは「先輩たちのチャンネル」と同じで許可を取る必要があるということです。
まとめ
というわけで、ザックリと切り抜きの許可について書いてきました。
ちゃんと許可を取りましょう!許可を取らないと犯罪になりますよ!ということです。
最初の許可を面倒くさらずにしっかり取ることが大事です。