人気VTuberグループ「にじさんじ」に所属する叶さんの1stアルバムおよびソロライブが発表されましたが、そのメインビジュアルとなるジャケットイラストを巡って、ネット上で大きな物議を醸しています。
記念すべき初アルバムにもかかわらず、なぜここまで批判の声が上がっているのか？
掲示板やSNSで囁かれている疑惑と、ファンの複雑な心境をまとめました。
ジャケットが「別人」すぎる？
騒動のきっかけは、公開されたアルバムのジャケットイラストです。
ファンからは「これ誰？」「叶に見えない」といった戸惑いの声が多く上がりました。
特に指摘されているのが、大人気ゲーム『FGO』のキャラクター「オベロン」に酷似しているという点です。
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起用されたのが海外の無名絵師であること
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その絵師が過去にオベロンのファンアートを多数描いていること
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髪型や雰囲気が叶本人よりもオベロンに寄せられているように見えること
これらにより、「叶のCDなのに中身はオベロン」「絵師の手癖なのか、本人のオーダーなのか」といった議論が巻き起こっています。
浮上した「トレパク」と「AI使用」疑惑
単に「似ていない」だけであれば好みの問題で済みますが、事態はイラストの権利関係や制作過程への疑惑へと発展しています。
ネット上の検証班からは、以下のような疑惑が指摘されています。
まずはトレパク疑惑です。
- 絵師が過去に描いた二次創作イラストや、他者のイラストと構図が酷似している点。
- 「商用利用で過去絵の焼き直し（使い回し）はプロとしてどうなのか」という厳しい意見。
トレパク疑惑に加え、生成AIを使っているのでは？という意見も上がっています。
- 指の本数や関節の描写に違和感がある（指が4本に見える箇所など）。
- 装飾品と人物の解像度や画風がバラバラで、馴染んでいない点。
- 「AIで出力した素材を切り貼り（コラージュ）しただけではないか」との声も上がっています。
ファンからは「記念すべき1stアルバムで、なぜ疑惑のあるクリエイターを起用したのか」「運営のチェック体制はどうなっているのか」と、運営や叶さん本人への不信感が募っているようです。
「ゲスト多数」のライブ開催に不安の声
アルバムの発売に合わせて開催されるソロライブについても、告知された「ゲスト多数」という文言が火種となっています。
今回のジャケットイラストが「パクリ・AI疑惑」というデリケートな問題を抱えているため、「自分の推しを巻き込まないでほしい」と願う他ライバーのファンからの反発が強まっています。
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「こんなケチがついたライブにゲスト出演させられる推しが可哀想」
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「ソロライブなんだから一人でやってほしい」
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「相方の葛葉などが客寄せパンダにされるのでは」
といった辛辣なコメントも見受けられ、アルバム単体の問題を超えて波紋が広がっています。
本人は沈黙…対応への不満も
普段、自身に関する話題や炎上の兆候があると、素早く配信で言及（お気持ち表明）することで知られる叶さんですが、今回の件に関しては沈黙を貫いています。
これに対し掲示板やSNSでは、以下のような不満の声が噴出しています。
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「いつもはすぐ言い訳するのに、今回は都合が悪いからダンマリなのか」
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「被害者面をして運営や絵師のせいにするつもりでは」
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「チェックを通してGOサインを出したのは本人のはず」
と、責任感の欠如を指摘する厳しい声が相次いでいます。
まとめ
現在、ファンの間では「新しいビジュアルも美しい」と全肯定する層と、「クオリティや権利関係に納得できない」とする層で分断が起きているようです。
1stアルバムという大きな節目で起きた今回の騒動。
ジャケットの差し替えは行われるのか、あるいは運営や本人から何らかの説明があるのか、今後の動向が注目されます。