テレビの大画面でYouTubeを楽しもうとしたら、なぜか字幕が勝手に外国語になっていて困っていませんか?毎回手動で日本語に戻すのは本当に面倒ですよね。
実はこれ、テレビ版アプリ特有の症状や設定が関係していることが多いんです。この記事では、今すぐできる直し方から根本的な解決策までを分かりやすく解説します。
動画再生中に今すぐ日本語に戻す方法
まずは、現在再生している動画の字幕をサッと日本語に直す手順です。これは一時的な対処ですが、一番手っ取り早い方法です。
テレビのリモコンを使って、以下の手順で操作してください。
- 動画再生中にリモコンの「決定ボタン」または方向キーを押して、メニューを表示させます。
- 画面の端(右上や右下など)にある「設定(歯車マーク)」または「CC(字幕アイコン)」を選択します。
- メニューから「字幕」を選びます。ここで「中国語」や「自動翻訳」が選ばれているはずです。
- 言語リストの中から「日本語」を探して選択してください。
これで、今の動画は日本語で楽しめるようになります。しかし、次の動画に行くとまた戻ってしまう場合は、次の「設定の固定」を試してみてください。
「常に日本語」にするデフォルト設定の確認
YouTubeアプリの全体設定を見直すことで、最初から日本語字幕が表示されるように固定できる場合があります。
以下の手順で設定を確認してみましょう。
- YouTubeアプリのトップ画面(ホーム)に戻ります。
- 画面左側のメニューバーを開き、「設定(歯車アイコン)」を選択します。
- 設定メニューの中から「字幕」または「キャプション」という項目を探します。
- ここで「言語」が「中国語」や「端末の言語」以外になっていないか確認し、「日本語」に設定を変更します。
また、テレビ本体の言語設定が何らかの理由で変更されていると、アプリがそれを読み取ってしまうことがあります。念のため、テレビのリモコンの「設定」ボタンから、テレビ自体の言語設定が「日本語」になっているかもチェックしてみてください。
どうしても直らない場合の「アプリリセット」
設定を変えても直らない場合、アプリ内で一時的な不具合(バグ)が起きている可能性があります。特にスマートテレビ版のYouTubeアプリでは、「勝手に言語が変わる」という報告が少なくありません。
そんな時は、アプリの「リセット」が効果的です。
- YouTubeアプリの「設定(歯車アイコン)」を開きます。
- メニューの下の方にある「アプリのリセット」を選びます。
- リセットを実行すると、一度ログアウトされた状態になります。
- 再度「ログイン」を選び、スマホを使ってQRコードなどで再ログインしてください。
この作業でアプリ内の不要なデータが消え、設定が正常に反映されるようになることが多いです。これで直った!という声が一番多い対処法ですので、ぜひ試してみてください。
なぜ勝手に外国語になるの?(仕様と原因)
この現象には、いくつかの「システム的な理由」が考えられます。
まず一つ目は、「動画の自動翻訳機能の誤作動」です。YouTubeのシステムが動画の音声を解析して自動で字幕を作る際、BGMやノイズ、あるいは多言語が含まれる動画だと、誤って「中国語だ」と判定してしまうことがあります。
二つ目は、「配信者側の設定」です。動画をアップロードした人が、デフォルトの字幕言語を意図せず(または意図して)中国語に設定している場合、視聴者側の設定に関わらずその言語が優先されることがあります。
もし特定のチャンネルや動画だけでこの現象が起きるなら、それはあなたのテレビの故障ではなく、「その動画特有の仕様」である可能性が高いです。その場合は、最初にご紹介した手動での切り替えで対応するのがベストです。
まとめ
- 再生画面の歯車/CCアイコンから、その場ですぐに「日本語」へ変更可能です。
- アプリ全体の「設定」で字幕言語が日本語になっているか確認しましょう。
- それでも直らない時は、アプリ設定から「アプリのリセット」をして再ログインするのが一番の近道です。
テレビでのYouTube視聴はリラックスタイムの楽しみですよね。設定を一度見直して、快適な動画ライフを取り戻してください!