【ホロライブ】ファンレターに職業や名前を書くのはダメ?書いてはいけない個人情報とは?【にじさんじ】

 

初めてファンレターを書く際、「どこまで自分のことを書いていいのか」と手が止まってしまうことはありませんか?特に「自分の職業」について触れることが、禁止されている個人情報に該当するのかどうか。

この記事では、事務所のガイドラインや検閲の仕組みに基づき、安心して想いを届けるための基準を解説します。

 

職業を書いても問題ないケースとNGなケース

ひかわ
「仕事で辛い時に配信を見て救われた」って伝えたいけど、職業を書いたら『個人情報の記載』として弾かれちゃうのかな……。

 

結論から申し上げますと、ファンレターの中に「あなたの職業」を書くこと自体は問題ありません。

多くの方が誤解されていますが、運営側が禁止している「個人情報」とは、単なる属性(会社員、学生、看護師など)のことではなく、「あなた個人を特定し、追跡可能にしてしまう情報」を指します。

例えば、以下のような書き方の違いを意識してください。

  • OKな例:「私は看護師をしており、夜勤明けに配信を見るのが楽しみです」
  • NGな例:「〇〇区の××病院で外科の看護師をしています」

前者は「どのような立場のファンが応援してくれているか」という属性情報であり、タレントにとってもファン層を知る嬉しいきっかけになります。一方で後者は、勤務地が特定できてしまうため、タレントとの物理的な距離感を不適切に詰めようとしていると判断され、検閲で弾かれるリスクが高まります。

「珍しい職業ではない」とのことですので、職種自体を書くことは全く問題ありません。むしろ、具体的なエピソードを添えることで、テンプレートではない心のこもった手紙になります。

 

名前や住所に関するルールの実情

ひかわ
名前や住所は絶対に書いちゃダメだと思ってたけど、実際はどうなの?ルールが曖昧で怖いよ。

 

ここも迷われる方が非常に多いポイントですが、ホロライブを含む多くの大手事務所では、封筒の裏面や指定のフォーマットに「差出人の住所・氏名」を書くこと自体は推奨、あるいは必須としているケースがほとんどです。

これは、万が一不審物であった場合に返送したり、警察等の対応が必要になったりした際の「身元保証」の意味合いが強いからです。

ただし、手紙の「本文」の中に、執拗に連絡先や住所を書き込む行為はNGです。これは「ファンレター」の域を超え、タレントに対する個人的な接触(繋がり)を求めていると見なされるためです。

ガイドラインで規制されているのは、「タレントの安全を脅かす情報」や「個人的な見返りを求めるための連絡先」です。ルールを守って応援しているあなたの氏名や職業が、不当に扱われることはありませんので安心してください。

 

なぜ厳格なチェックが行われるのか(検閲の仕組みと背景)

ひかわ
そもそも、どうしてそんなに細かくチェックされるの?自分の気持ちが事務的な作業で弾かれると思うと、なんか寂しい……。

 

せっかく書いた手紙がスタッフの検閲を通ることに、少し複雑な感情を抱くかもしれません。しかし、これは「タレントの心と生活を守るための防波堤」という重要なシステムです。

ホロライブのような大規模な事務所には、毎日膨大な数の手紙やプレゼントが届きます。その中には残念ながら、ファンレターを装った「アンチコメント」「盗聴器の混入」「個人的な交際を迫る内容」などが紛れ込む物理的なリスクが常に存在します。

  • スタッフ(マネージャーや専門のチェック担当)は、以下の基準でフィルターをかけています。
  • 物理的な安全性(手紙の中に異物がないか)
  • 精神的な安全性(タレントが読んで傷つく言葉、恐怖を感じる個人情報の押し付けがないか)

あなたが職業を書くかどうか迷ったとき、「これを読んでタレントが恐怖を感じないか?」という視点を持ってみてください。「〇〇の仕事をしています」という情報は、タレントにとって「そんな人が見てくれているんだ」という安心感に繋がります。

逆に、勤務先の詳細や、待ち伏せを示唆するような情報は「恐怖」になります。このシステムは、あなたの手紙を拒絶するためではなく、タレントが安心してあなたの言葉を受け取れる状態を作るために機能しています。

 

まとめ

  1. 職業や職種を書くこと自体はOK。「個人が特定されない範囲」であれば、むしろエピソードとして好ましい。
  2. 「個人情報NG」の本質は、勤務地や自宅の特定による「タレントへの接触・付きまとい」を防ぐためのルール。

初めてのファンレターは緊張すると思いますが、ルールは「タレントを守るため」に存在しており、純粋な応援の気持ちを阻むものではありません。あなたの「仕事の励みになっている」という言葉は、きっとタレントにとっても活動の支えになるはずです。