突如SNSに現れ、「全員不登校」という強烈なプロフィールで賛否両論を巻き起こしている新バンド『ジュブナイルストーリー』。しかしその裏で、「前バンドのライブをドタキャンし、キャンセル料未払いのままにしている」という告発が上がり、炎上状態となっています。
「全員童貞・不登校」という設定に賛否が分かれる理由
「ジュブナイルストーリー」というバンドは結成報告の際、「全員童貞、全員不登校出身。イヤホンだけが味方」という非常に極端なプロフィールを打ち出しました。
これに対して音楽ファンからは「音楽に関係ない設定を売りにするな」という批判的な声が上がる一方で、「バンドなんてこんな始まり方でいい、夢を追ってほしい」という温かい応援の声も寄せられ、意見が真っ二つに分かれています。
この現象は、現代のSNSにおける「ストーリー消費」のアルゴリズムが完璧に機能した結果と言えます。
情報が飽和しているSNSにおいて、無名のバンドが単に「良い曲を作りました」と発信しても、誰のタイムラインにも流れません。「社会に馴染めない若者たちの逆襲」といった分かりやすい物語を提示することで、リスナーの共感や反発といった「強い感情の摩擦」を物理的に起こし、インプレッションを爆発的に稼ぐ構造になっています。
賛否両論が巻き起こること自体が、SNSマーケティングにおいて「見つけてもらうための最強のフック」として機能してしまうのが現代の裏側なのです。
バズの裏で発覚した「精神的不安定」によるドタキャンと未払い
新バンドが注目を集める一方で、前身バンド(けんたーズ)に関して、当時のライブ関係者から告発が行われました。
その内容は、前バンドのボーカルであった人物がライブ出演をドタキャンし、主催者側がキャンセル料を立て替えているにもかかわらず、未払いのまま音信不通になり、しれっと新バンドを結成しているというものです。
この事態をさらに複雑にしているのが、当時のキャンセル連絡の文面です。
告発されたスクリーンショットには、代理人(別メンバー)を名乗る人物から以下のようなメッセージが送られていました。
「けんたが現在精神的に不安定でして、連絡取れる状態ではございませんため私から失礼いたします」
「キャンセル料等は私がご指定の方法でお支払いいたします」
「けんたへのご連絡はお控えいただけますと幸いです」
イベントを運営する側からすれば、「精神的に追い込まれている」「本人への連絡は控えてほしい」と代理人から通達されてしまうと、それ以上強く踏み込んで責任を追及することが物理的にも倫理的にも困難になります。
しかし現実には、キャンセル料を立て替えさせたまま音信不通になり、当の本人は別バンドでバズっている。被害を受けた側が「もはや呆れと悲しみを通り越してギャグ」とポストするのも無理はありません。