SNSや掲示板に書き込まれたコメントを分析し、なぜ最近話題になっているのかを検証しました。
音楽活動も積極的に行っているVTuberの緑仙さんが、SNSのX上で投稿したアニソン募集の文章をきっかけに注目を集めています。その後に行われた配信での説明や対応についても、リスナーやネットユーザーの間で様々な意見が交わされている状況です。
出来事のタイムライン
- にじさんじ所属のVTuberである緑仙さんが、SNSのXにて、VTuberに歌われていないから埋もれてしまっている名曲を減らしたいという主旨のアニソン募集ポストを投稿しました。
- リプライで寄せられた楽曲の提案に対して、緑仙さんが、すでに歌っているから検索してほしいといった内容の返信を行いました。
- この投稿や返信を見たネットユーザーから、原曲の制作者やファンに対して配慮が足りないのではないかと疑問の声があがり始めました。
- 騒動が大きくなる中、緑仙さんが配信を行い、募集の文章はAIを利用して作成したものであると説明しました。
- 同じ配信内で、謝罪をすると自身の真意を誤解される恐れがあるため謝らないというスタンスを示し、リスナーと一緒に正確な訂正文章を考える企画を行いました。
- この事後対応に対して、問題の責任を軽く見ているのではないかと、さらに多くの批判が集まる結果となりました。
アニソン募集ポストの表現とリプライでの対応
発端となったのは、緑仙さんがSNSのXに投稿したアニソンのリクエスト募集です。緑仙さんは「VTuberに歌われていないという理由で埋もれてしまっている名曲を少しでも減らしたい」という主旨の文章を投稿しました。緑仙さんはこれまでにもカバー曲を多数公開しており、音楽活動に力を入れているVTuberとして知られています。しかし、今回の募集に際して、リスナーからリプライで寄せられた楽曲のリクエストに対する返信も注目を集めました。すでに過去に歌唱したことがある曲を提案された際、無限に歌っているので検索してほしいといった内容の冷たい返信を行っています。本来であれば楽曲を借りてカバーさせてもらっている立場であるにもかかわらず、自分が歌うことで世に広めてあげるというような態度に受け取れる言葉選びだったため、多くの人の目に留まることになりました。
このような経緯から、ネットユーザーからは、楽曲の制作者や原曲のファンに対して敬意が欠けているのではないかといった懸念の声があがっています。また、せっかくリクエストをしてくれたファンに対する返信が冷たすぎると、戸惑う意見も多いようです。
配信での説明と事後対応に対する疑問
ポストに対する批判の声が大きくなる中、緑仙さんは配信を実施して今回の件について言及しました。配信のタイトルには正確な文章を伝えようといった言葉が含まれており、問題となったXのポストはAIを利用して作成した文章であったと説明しています。さらに、ここで安易に謝罪をしてしまうと、AIが作成した文章通りの意味で本当に思っていると認識されてしまうため謝ることはしないという姿勢を示しました。その上で、どのように伝えればよかったのかをリスナーに考えさせる流れで配信を進めています。緑仙さんとしては、あくまで意図がうまく伝わらなかっただけであると弁明したかったのだと考えられますが、炎上状態の最中に行われたこの配信内容は、さらに多くの人の関心を集めることになりました。
この対応に対してファンやネットユーザーからは、AIを利用したとしても最終的に投稿の確認をしたのは本人なのだから、まずは素直に謝罪の言葉を述べるのが筋なのではないかといった疑問の声があがっています。また、リスナーに訂正文を考えさせるという態度は、問題の深刻さを理解していないように感じるといった厳しい意見も集まっているようです。
VTuber界隈全体や事務所への影響
今回の出来事は、緑仙さん個人の枠を超えて、所属事務所であるにじさんじや、VTuberという文化全体に対する視線にも影響を与えています。掲示板のコメントをたどると、VTuberが他者の楽曲をカバーする文化そのものが、原曲を軽視しているように見えたりするリスクをはらんでいるという指摘が寄せられました。また、過去に同じ事務所に所属する他のライバーが炎上した事例を引き合いに出し、コンプライアンス研修が十分に機能しているのかと、事務所側の管理体制を問う意見も見受けられます。緑仙さんと同じように音楽活動を真面目に行っている他のVTuberたちまで同じような目で見られてしまうのではないかと心配する声も絶えません。
こうした状況から、一部の軽率な発言が他の真摯な活動者にも迷惑をかけてしまうのではないかと危惧する意見が多いようです。外部からのVTuber全体に対する印象が悪くなることを恐れ、もっと影響力を自覚して慎重に情報発信をしてほしいといった切実な声があがっています。
まとめ
- 楽曲をカバーさせてもらっている立場でありながら、発信した文章の表現に敬意が不足していると受け取られたこと。
- 批判を受けた後の配信において、謝罪を行わずAIのせいにしているように見える事後対応をとったこと。
- 個人の言動が、所属事務所や真摯に音楽活動に取り組む他のVTuberのイメージ低下に繋がりかねないこと。
緑仙さんの音楽活動を楽しみにしていたファンだからこそ、今回の言葉選びや対応に対して落胆してしまった人が多いようです。純粋に新しいカバー曲を楽しみにしていたリスナーにとって、原曲の制作者やリクエストを寄せてくれた別のファンに対する冷たい態度は、期待外れに映ってしまった側面があります。
そうした背景や心理があったからこそ、今回の一連の行動や配信での事後報告に対して、強い疑問や批判の声があがっていると言えるのではないでしょうか。


