【栞葉るり】セラフさんデザインの「ダサセーター」が販売されるも、ファンからは苦言の声が多数寄せられたのはなぜ?

 

SNSや掲示板に書き込まれたコメントを分析し、なぜ最近話題になっているのかを検証しました。

にじさんじに所属する栞葉るりさんが新たに発売するセーターのグッズについて、先輩ライバーであるセラフ・ダズルガーデンさんがデザインしたものを採用し、ファンに向けて購入を促す発言をしたことが事の発端です。栞葉るりさんのこの対応や運営の判断に対して、ファンから戸惑いや疑問の声が多く寄せられて話題になっています。

 

タイムライン

  • 広島公演というライブで共演したメンバーが参加した配信のなかで、栞葉るりさんのセーターのデザインを考えるコンペ企画が行われました。
  • その配信内では、あくまでおふざけの企画であり、実際に商品化することはないと明言されていました。
  • 後日、コンペで優勝したセラフ・ダズルガーデンさんのデザイン案を元にしたセーターが、栞葉るりさんの公式グッズとして販売されることが発表されました。
  • 販売の発表にあたり、栞葉るりさんがSNS上でセラフ・ダズルガーデンさんのファンに向けても購入を促すような投稿を行いました。
  • この発表や投稿を見た両者のファンから、本来のファン心理とズレているのではないかと戸惑う声が多数あがっています。

 

非公式企画から公式グッズ化への経緯と波紋

この出来事の始まりは、栞葉るりさんとセラフ・ダズルガーデンさんが共演した広島公演というライブに関連する配信企画です。この配信のなかで、栞葉るりさんが着るダサセーターのデザインを他の出演者たちが考えるというコンペ形式の企画が行われました。配信の時点では、これはあくまでその場を楽しむための企画であり、実際に公式グッズとして販売することはないと説明されていました。しかし後日、このコンペで選ばれたセラフ・ダズルガーデンさんのデザイン案が、元のイラストに鈴が追加されるなどのアレンジを加えられたうえで、栞葉るりさんの公式セーターとして約1万5000円という価格で実際に商品化されることが発表されたのです。さらに、栞葉るりさんは自身のSNSにて、セラフ・ダズルガーデンさんがデザインしてくれた絆のセーターであると紹介し、セラフ・ダズルガーデンさんのファンに対しても気にせず買ってほしいといった内容の投稿を行いました。日頃から配信内でセラフ・ダズルガーデンさんをはじめとする広島公演のメンバーとのエピソードを頻繁に話題に出していることもあり、今回のグッズ化に至るプロセスが注目を集めています。

この一連の動きに対して、ネット上では両者のファンからさまざまな懸念の声があがっています。栞葉るりさんのファンからは、せっかくの高額なグッズであれば、本人自身がデザインしたものを買いたかったという意見が多く見受けられます。一方で、セラフ・ダズルガーデンさんのファンからも、推しがデザインに関わっているとはいえ、他のライバーのグッズを高い金額を出して買うことには抵抗があるという本音が漏れているようです。実現しないと言っていた企画をそのまま公式グッズにしてしまったことや、他のライバーのファンに購入を促すような言葉選びが、少し配慮に欠けているのではないかと危惧する意見が多いようです。

 

関係性のアピールとファン心理のすれ違い

栞葉るりさんは以前から、自身の配信内でセラフ・ダズルガーデンさんや広島公演の共演者たちとのエピソードを積極的に話題にしてきました。たとえば、一緒にテーマパークへ遊びに行った際の話や、アトラクションでのやり取りなどを楽しげに語る場面がたびたび見受けられます。今回のセーターの商品化についても、先輩ライバーが自分のために描いてくれたデザインのグッズを出せるという嬉しさや、ライブを通じた繋がりを表現したいという思いがあったのだと言えそうです。また、販売元のANYCOLOR株式会社などの運営側も、そうした共演者同士の仲の良さをファンに届ける目的で、今回の企画を公式なグッズ制作として許可したのだと受け取れます。

しかし、こうしたアピールが、必ずしもファンの求めているものと合致しなかったことが問題の中心となっているようです。多くのファンは、ライバー個人の活動や、本人から生み出される独自のアイデアを楽しみにしています。そのため、単独のグッズ展開において過度に他のライバーとの関係性を持ち込まれると、自分たちが置いてけぼりにされているように感じてしまうという意見があがっています。とくに、今回のセーターのような高額商品において、別のライバーのファン層を巻き込むような宣伝手法をとったことが、結果的にファンを戸惑わせてしまったようです。

 

まとめ

  • 非公式の企画として終わるはずだったデザイン案を、そのまま高額な公式グッズとして販売したこと。
  • 栞葉るりさんの公式グッズでありながら、本人のデザインではなく他のライバーのデザインを採用したこと。
  • SNSの投稿にて、対象のグッズに関わった先輩ライバーのファンに対しても購入を促すような発言をしたこと。

今回の騒動は、純粋に推しの活動や創作物を応援したいというファンの期待と、実際に提供されたグッズの方向性との間にズレが生じたことから起きています。栞葉るりさんのファンは本人らしいデザインのグッズを楽しみにしていたからこそ、他のライバーが考えたデザインが採用されたことに落胆を隠せなかったようです。また、セラフ・ダズルガーデンさんのファンも、推しが参加したとはいえ、他のライバーの顔やモチーフが入った高額商品を購入するように勧められたことで、複雑な気持ちを抱いてしまったのだと言えます。くわえて、商品化しないと言われていた企画がそのまま実現してしまったことへの疑問も重なっています。

こうしたファンの複雑な心理や期待外れ感があったからこそ、今回の一連の行動やSNSでの発信に対して、配慮が足りないのではないかという批判の声があがっていると言えるでしょう。共演者との仲の良さを伝えること自体は素敵な試みですが、それが高額な商品の販売や他のファン層を巻き込む形になると、受け手によっては強引な印象を与えてしまうことがあります。