最近はVtuberの方がテレビ番組にも出るようになり、一般的な認知度が上がってきています。
もちろん本家YouTubeの配信も人気ですよね！
というわけで今回は、そんなVtuberさんの配信で最近良く目にする「チャット欄のマナー問題」について解説します。
コメントの「告白タイム」ってなに？
「告白タイム」とは、ライブ配信をしている配信者さんがトイレ休憩に行ったときにチャット欄でその配信者さんへ愛の告白をするというものです。
今回の場合だとVtuberさんがトイレに行ったタイミングで、視聴者（リスナー）がチャット欄に「愛してるぞ～」とか書き込むことを言います。
「告白タイム」が行われるようになったのは、Vtuberという文化が一般化するより以前のゲーム実況などで行われたのが始まりのようです。
実況者さんがトイレで離席をするとチャット欄がスパムコメントや暴言が書き込まれるのを、善良なリスナーたちが告白コメントで洗い流そうとしたのがキッカケとか言われています。
ここ最近はYouTubeの機能も充実してきてスパムコメントなどは減っていますが、告白タイムという文化だけが今も根強く残っています。
「告白タイム」はなんでダメなの？
その文化だけが一人あるして残っている告白タイムですが、最近はVtuberさんがその告白タイムに苦言を呈することが多くなってきています。
それはなぜか？というと、他のリスナーが「告白タイムってなんか気持ち悪い・・・」と不快感を表すようになったからです。
まぁ、よくよく冷静になってみれば、自分が好きな人（Vtuber）に対して他人（リスナー）が告白しているのを見せられるってけっこうキツイものがあります。
告白タイムをノリとしてやっている人も多いとは思いますが、告白タイム文化を知らないリスナーにとっては「うわ・・・」と思うのも理解できますよね。
このように告白タイムという文化が時代に合わなくなってきたというのもあり、Vtuberさん本人が「気持ち悪いから辞めて欲しい」と注意することが増えてきました。
身内感が強くなりすぎるのもダメな理由
他のリスナーからの苦情が寄せられているというのが大きな理由ではありますが、告白タイムがダメと言われる理由がもう一つあります。
それが「身内感が強くなって、新規リスナーの人が入りにくくなる」ということです。
これはVtuberの世界だけではなくアイドルや歌手の世界でもそうですが、ファンの身内感が強くなりすぎると新規ファンが入りづらくなるという現象が起きます。
昔からいるファンたちが新規ファンの知らないことをやっていると、新規ファンは「なにこれ？よくわかんないから入りにくいな」と思って離れていってしまうんです。
この身内感が続いてしまうと新規リスナーが増えず、どんどんその配信者さんの人気がなくなっていってしまいます。
Vtuberさんは人気になって稼ぐのも大事ですから、新規リスナー獲得は必須事項です。
その新規リスナー獲得チャンスが告白タイムでダメになってしまう可能性があります。
だからVtuberさんが告白タイムに苦言を呈すわけです。