Vtuberというジャンルが世間に知れ渡るようになって数年が経ち、今では顔出ししていた配信者の人もVtuber化する事例が増えてきています。
人気になってきたVtuberですが、その一方ではリスナーからはいろいろと不満の声も上がってきています。
というわけで今回は、「Vtuberの配信でのチャット欄が最近つまらなくなってきてる?」について解説していきます。
Vtuberはリスナーとのやり取りが魅力
Vtuberの配信は基本的にライブ配信ですので、リアルタイムでリスナーがチャットでコメントを書くことができます。
そして、そのコメントをVtuberさんが読みながらリスナーと一緒に配信を盛り上げていくスタイルです。
これはテレビ番組ではできないエンタメの見せ方で、リスナーとしては有名人と距離が近いのが魅力となっています。
なかなか一人喋りで長時間の配信を持たせるのは難しいので、リスナーからのコメントがあるというのは配信者であるVtuberさんにとってもありがたいことです。
トークに詰まったらチャット欄から意見や質問を選んでいけば、それだけで配信が自然と盛り上がっていきます。
Vtuberの配信スタイルとして、リスナーとのコメントのやり取りというのは必須と言えるでしょう。
配信者であるVtuberにとっても、リスナーにとってもお互いにWinWinな関係となっています。
チャット欄がつまらなくなってきた?
Vtuberの人気が数年続いてくると、やはりリスナーからはこのような声が上がってくるようになってきました。
「昔はチャット欄が面白かった」とか「昔はコメントを読んでのやり取りが面白かったのに・・・」みたいな声です。
これにはいくつか理由があると推測されます。
まず一つ目は【面白いコメントを書くリスナーが分散した】です。
Vtuberが今ほど存在しなかったときは、一人のVtuberに対して面白いコメントを書くリスナーがたくさんいました。
しかし、Vtuberが増えることでそのリスナーも分散していき、結果として1つの配信に書き込まれる面白いコメントの絶対数が減ったのです。
2つ目は【面白いコメントを書くリスナーのモチベーションが下がった】です。
これはVtuberのチャット欄に限らない話で、昔からインターネットではよくある流れです。
最初は面白い人達がたくさんいたのに、それを模倣するつまらない人たちが出現した結果、面白い人達が「なんか最近つまらないな」と感じて離れていき、最終的にはつまらない人だけが残る現象です。
何千~何万人もの視聴者がいる人気Vtuberさんだと、この現象は比較的早い流れで起きます。
さらに毎日配信をしているVtuberさんだと数ヶ月~1年くらいで「面白いリスナー離れ」は起きてしまいます。
3つ目は【コメントのルールやマナーが知れ渡ってきた】です。
昔はVtuberさん本人も、リスナーも、自由気ままに配信を楽しんでいました。
しかし時代の流れとともに些細な発言がネットニュースやまとめサイトに取り上げられて炎上し、配信活動が思うようにできなくなることも増えてきます。
そうなるとVtuberさん自身も変なことを言わないように注意するようになりますし、リスナーも変なコメントを書かないようになっていきます。
昔のような尖ったコメントが淘汰されていくのです。
さらにリスナー同士で「そういうコメントはよくないよ」というマナーの徹底が進み、なおさら尖ったコメントは減っていき、当たり障りのないコメントだらけになっていきます。
刺激的な配信を見たいと思っていたリスナーさんとしては、物足りないと感じたりつまらないと思うでしょう。
どうすれば面白いチャット欄になるのか?
チャット欄を盛り上げるためにいちばん大事なことは配信者さんが良いコメントをうまく抽出して読み上げることです。
面白いコメントばかり読んでいるとリスナーは自然と「ああいうコメントならば読んでもらえるのか!」と思い、面白いコメントを書く努力をしてくれます。
逆に悪いコメント、不快なコメントをあえて読み上げるような配信では面白いコメントを書く人のモチベーションが上がらず、面白いコメントが増えることはありません。
ですので、リスナーとしてはとにかく面白いコメントを書く努力をすることが必要です!
実際に読み上げられて盛り上がっている他のリスナーさんのコメントを研究すると良いでしょう。
配信者さんによってコメントの好みは違うのは当たり前ですから、笑いのツボをしっかり捉えてコメントを書きましょう。