Vtuberの切り抜き動画チャンネルを運営している私です。
6ヶ月間かかったものの収益化を達成できたので、そのときに培った「Vtuberの切り抜き」ノウハウを紹介しています。
今回は、最近の切り抜き動画でよく見かける『「死」を「4」と字幕で書く理由』について解説していきます。
伏せ字を使う理由
「死(4)」や「殺(56す)」のように伏せ字を使うのは、YouTubeの自動検知システムに『自殺を思わせる動画』と判断されないようにするためです。
YouTubeでは自殺を煽るような動画のチェックが厳しく、意図せず「死」や「殺す」という文字を使ったとしても動画が削除される可能性があるのです。
思った以上にYouTubeのシステムは過敏です。
有名なYouTuberやVtuberの動画が何にもエロくないのに「性的表現」が理由で削除されることがたまにあるように、システムが過剰に反応してしまうことがよくあります。
なぜ「自殺」に関してYouTubeが過敏になったのかというと、2017年に海外のYouTuberが日本の樹海に行き自殺した遺体を撮影したことが契機になりました。
この事件は日本だけではなく世界で問題視され、YouTubeはこれ以降「死を連想させる動画」へのチェックを厳しくしました。
実際に2018年にはまったく死を連想させていない動画が削除されてしまうなどの事例が起きています。
このときからYouTubeの世界では「死という文字もシステムに検知されてしまうから4を代わりに使おう」という風潮が強くなったのです。
現在ではシステムも洗練されてきてそこまで過剰な判断はされなくなりましたが、当時のように再びシステムが厳しくなるかもしれないため、万が一のために「4」や「56す」と置き換えるのが続いているわけです。
「死」や「殺」以外も伏せ字にする必要はある?
これ以外に伏せ字にするべき文字は今のところありません。
もちろん「卑猥な表現」などはモザイクをかけるなどの対策は必要ですが、これ以外で気にするべき「文字」はありません。
ただし、切り抜く内容が「自殺」の話題だったら注意が必要です。
それは伏せ字にしたところで内容が自殺のことになってしまうのでアウトになる可能性が高いです。
まぁ、Vtuberさんが自殺の話題に触れるなんてことは無いとは思いますが・・・。
まとめ
というわけで今回は、意外と知られていない「死」を「4」と表記する理由について解説しました。
理由を知ればいろんな切り抜き師さんがその表記を使う理由がわかったでしょう。
それぐらい、切り抜きをする人は注意を払って動画を作っているということです。
切り抜き動画が削除されたり、炎上すると切り抜き元であるVtuberさんにも問題が広がってしまうこともあります。
Vtuberさんを応援する立場である切り抜き側もしっかり注意を払って動画を作っていきましょう。