ゲーム配信の醍醐味といえば、リアルタイムで視聴者がコメントを書き込み、一体となって配信に参加できることですよね。
しかし、そのたった一言のコメントが、配信の雰囲気を壊してしまったり、最悪の場合、配信者本人からブロックされて二度とコメントできなくなってしまったりするケースも少なくありません。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、無意識に失礼なコメントを送っている可能性があります。そこで今回は、配信者や他の視聴者を不快にさせてしまう「NGコメント」の具体例を3つのパターンに分けてご紹介します。
これだけは避けたい!配信で嫌われるNGコメント3つのパターン
悪気はなくても、少しの気遣いが足りないだけで、あなたのコメントは「失礼なコメント」に変わってしまうことがあります。特に、以下の3つのパターンには注意が必要です。
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度を超えた「イジり」コメント
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他の配信者と「比較」するコメント
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上から目線の「アドバイス」コメント
「え、自分もやっているかも…」と、少しでもドキッとした方は、ぜひこの先を読み進めてみてください。
1. 度を超えた「イジり」は、ただの悪口
配信を盛り上げるための「イジり」コメント。しかし、その一線を越えてしまう人が後を絶ちません。
【こんなコメントに要注意!】
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女性配信者に対して「胸がない」「また太った?」などと容姿を執拗にイジる
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男性配信者に対して「モテないでしょ」「コミュ障だから」などと決めつける
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一度ウケたイジりを、話の流れが変わっても繰り返し書き込む
このようなコメントを書き込んでしまう人は、「イジりは万能で、いつでも面白いものだ」と勘違いしている傾向があります。
しかし、しつこいイジりはイジメと何ら変わりません。配信者本人を傷つけるだけでなく、見ている他の視聴者まで不快な気持ちにさせてしまうのです。愛のあるイジりと、ただの悪口は紙一重だということを忘れないようにしましょう。
2. 「〇〇さんと比べて…」は誰のためにもならない
純粋に褒めているつもりでも、無意識に配信者を傷つけているのが『他の人と比較するコメント』です。
【こんなコメントに要注意!】
「経験者の〇〇さんはさすがにすぐクリアしてたけど、初心者なのに2時間でクリアできたのも凄い!」
一見褒めているようですが、「わざわざ他の人の名前を出す必要ある?」と思われてしまう典型的な失礼コメントです。悪気がないのは分かりますが、配信者は「他の誰か」ではなく「自分」を見てほしくて配信しています。
また、他の配信者の名前を出す行為は「鳩コメント」とも呼ばれ、配信における重大なマナー違反とされています。
純粋に応援したいなら、「クリアおめでとう!」「すごい集中力!」のように、その配信者の頑張りをそのまま褒めるのが一番です。
3. 指示や命令は「上から目線」だと思われる
ゲームに詰まっている配信者を見ると、つい助言したくなる気持ちは分かります。しかし、その伝え方には細心の注意が必要です。
【こんなコメントに要注意!】
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「なんでそこに行くの?普通はこっちでしょ」
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「だから、さっきから言ってるじゃないか」
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「そんなやり方じゃ一生クリアできないよ」
ゲームが上手くいかずにイライラする気持ちから、つい強い口調になってしまうのかもしれません。しかし、それはアドバイスではなく、ただの「指示」や「命令」です。
配信者は、自分のペースで試行錯誤すること自体を楽しんでいます。上から目線のコメントは、その楽しむ気持ちを奪い、相手を萎縮させてしまうだけなのです。