「ようやくYouTubeの収益化条件(チャンネル登録者数や再生時間など)をクリアした!」
そんな時にふと気になるのが、「収益化する前に投稿していた過去の動画」の扱いです。
これらはもう古い動画だから1円にもならないのでしょうか?それとも、これから再生されればお金になるのでしょうか?
今回は、YouTubeの収益化と「過去動画」の関係について解説します。
過去の動画でも収益は発生します!
結論から言うと、収益化前に投稿した動画であっても、今再生されれば収益は発生します。
動画を投稿したのが1年前だろうが、10年前だろうが関係ありません。YouTubeの収益システムにおいて重要なのは、「いつ投稿されたか」ではなく「いつ再生されたか」だからです。
仕組みをわかりやすく解説
例えば、以下のようなケースを見てみましょう。
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2020年: 動画Aを投稿(まだ収益化条件未達成)
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2025年12月1日: チャンネルが収益化される
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2025年12月2日: 動画Aが急にバズって1万回再生される
この場合、12月2日に再生された「1万回分」の広告収益は、あなたのものになります。
たとえ投稿当時は収益化できていなかったとしても、現在あなたのチャンネルが収益化済みであり、その動画に広告をつける設定にしていれば、古い動画でも収益は発生します。
注意点:過去の再生回数分はもらえない
ここで一つ、絶対に勘違いしてはいけない重要なポイントがあります。
それは、「収益化する前に再生された回数分」のお金はもらえないということです。
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✕ 間違い: 過去に10万回再生されていたから、収益化審査に通った瞬間に10万回分のお金が入る。
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◎ 正解: 過去の10万回分は0円。収益化審査に通った「後」に再生された回数分から収益が発生する。
あくまで「これから(収益化オン以降)見られた分」に対して報酬が発生すると覚えておきましょう。
まとめ
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収益化前に投稿した動画でも、これから再生されれば収益になる。
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10年前の動画でも、今日バズれば今日の収益として受け取れる。
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ただし、収益化審査に通る前の「過去の再生分」に遡って支払われることはない。
昔投稿した動画が、ある日突然検索に引っかかって収益を生み出してくれることはよくあります。過去の動画も消さずに、大切な資産として残しておくことをおすすめします!
収益化審査に通った後、過去の動画の収益化設定を「オン」にするのを忘れないようにしましょう!