ストリーマー参加型サーバー「ストグラ（ストリートグラフィティ ロールプレイ）」のSeason1が終了し、多くのファンがSeason2への期待に胸を膨らませています。しかし、その裏で特定の参加者「島ゴリ」氏の動向が、掲示板やSNSで大きな波紋を呼んでいます。元力士という異色の経歴を持ちながら、配信外での執拗な「凸」行為や、Season2の参加条件を満たすための「駆け込み配信」疑惑など、その振る舞いがリスナーの不信感を買っているのです。
今回は、なぜ彼がこれほどまでに「拒絶」されるのか、その背景にある配信者としてのスタンスとファン心理の乖離について深掘りしていきます。
参加条件「継続的な配信」への焦り？ 露骨な駆け込み需要
ストグラSeason2の参加条件として運営から提示された「継続的な配信活動」や「協調性」。これらが発表された直後から、島ゴリ氏の配信頻度が急激に増加したことが物議を醸しています。特に批判の的となっているのが、半年以上放置していた「龍が如く」シリーズの配信再開です。「クリアするまで終われまてん」「眠れまてん」といった耐久企画を謳いながら、実際には途中で寝落ちして配信を切ったり、未クリアのまま終了したりするという、タイトル詐欺とも取れる行動が散見されます。
リスナーの目には、これが「コンテンツへの愛」ではなく、単なる「S2参加資格を得るための実績作り」と映っています。本来、ゲーム実況はその作品へのリスペクトや没入感が視聴者を引きつける鍵ですが、彼の場合は「手段」としてゲームを消費しているように見えてしまうのです。さらに、過去に「指示コメントは禁止すべきではない」と運営方針に異を唱えるような発言をしていた経緯もあり、ルールや条件を形式的にクリアすればよいという安易な考えが透けて見えることが、より一層の不信感を招いています。
「乱入」という名のコミュニケーションエラーと距離感の欠如
彼に対する批判の中で最も深刻なのが、他配信者の枠やプライベートな空間への「乱入」行為です。VRChatやリアルイベントの打ち上げ、さらには配信外の集まりにまで、事前の約束なしに現れる行動が報告されています。特に、関係値の浅い女性配信者や人気配信者のコミュニティに対し、あたかも「自分は身内である」かのような顔で入り込む姿は、視聴者に「ゴースティング」や「ストーカー的」な恐怖すら感じさせています。
配信者同士のコラボは、互いの信頼関係や事前の調整があってこそ成立するエンターテインメントです。しかし彼は、「配信中であれば無下にはされない」という相手の優しさや社会的立場を逆手に取り、強引に自分の居場所を作ろうとしているように見受けられます。この「相手の都合を無視した一方的な距離詰め」は、単なる空気の読めなさというレベルを超え、他者のコミュニティを壊す「荒らし行為」と同義と捉えられても仕方ありません。ファンが求めているのは、推しが心から楽しんでいる姿であり、招かれざる客に気を遣って疲弊する姿ではないのです。
【ネット上の声】
- 企画もせず他人の配信に勝手に乱入して邪魔するのは単なる荒らし行為。
- 「終われまてん」詐欺で配信回数稼いでるのが見え見えでダサい。
- 関係ない女性配信者の枠にまで湧いてくるのがストーカーじみてて本当に怖い。
- VR野球やタルコフなど、自分で言い出した企画を全部放置して信用がない。
（掲示板・SNSより要約）
「やるやる詐欺」で失墜する信用と放置された企画
信用を失う大きな要因として、自身が発案した企画の放置癖も挙げられます。大手配信者の名前を出して大々的に参加者を募った「VR野球企画」や、流行に乗じて意欲を見せていた「タルコフ（Escape from Tarkov）」などが、進捗の報告もなく放置されています。特に野球企画に関しては、他の参加者を巻き込んでいるにもかかわらず、一向に音沙汰がない状態が続いており、責任感の欠如が指摘されています。
「やりたい」と口にするのは簡単ですが、それを実行し、周囲を巻き込んだなら最後まで責任を持つのが大人の、そして配信者のマナーです。彼の場合、承認欲求を満たすために企画を立ち上げ、面倒になるとフェードアウトするというパターンが常態化しているように見えます。この「言行不一致」の積み重ねが、「どうせまた口だけだろう」という冷めた視線を生み、彼が何を発信しても誰にも響かないという孤立状態を招いているのです。
リアルとバーチャルの境界崩壊が生む生理的嫌悪感
リアルイベントでの振る舞いや容姿に対する厳しい声も無視できません。掲示板では、彼の不潔感やデリカシーのない発言に対する生理的な嫌悪感が多数書き込まれています。特に、女性配信者に対して「女の子側から話しかけてくれる」と勘違いした発言や、自身の不摂生（糖尿病設定がありながらの食生活など）を棚に上げた言動は、自己愛の強さと客観視能力の欠如を露呈しています。
ファンタジーやRP（ロールプレイ）の世界であるストグラにおいて、中の人の「生々しい欲望」や「不潔感」が透けて見えることは致命的です。彼はキャラクターとしてではなく、「承認欲求と下心を持った生身の中年男性」として振る舞ってしまっています。その結果、視聴者は彼のアバターを見るだけで、その背後にあるリアルの不快な要素を想起してしまい、拒絶反応を示しているのです。これは単なるアンチ活動ではなく、配信者としての「見られ方」に対する意識の低さが招いた自業自得の結果と言えるでしょう。
- 参加資格への疑義: 条件を満たすための形式的な配信活動が、逆に不誠実さを浮き彫りにした。
- 距離感の欠如: 相手の都合を無視した「乱入」や「凸」が、周囲を疲弊させ、荒らし認定されている。
- 無責任な言動: 企画の放置や虚言癖により、配信者としての信用が地に落ちている。
- 生理的嫌悪感: リアルでの不潔感や自己中心的な振る舞いが、キャラクターへの愛着すら阻害している。