「親のスマホでは再生できるのに、自分のアカウントだと動画が見れない」「設定を変えようとしてもグレーアウトして押せない」……そんな状況に困っていませんか？特に年齢設定が関わると、自分ひとりでは解決できないことも多く厄介ですよね。
「制限付きモード」が強制オンになっている可能性
自分だけ特定の動画が見られない場合、YouTubeの「制限付きモード」という機能がオンになっている可能性が非常に高いです。これは成人向けのコンテンツなどを自動的に非表示にする機能です。
通常であれば設定画面から自分でオフにできますが、もしスイッチが動かせなかったり、「この設定は管理者によって管理されています」と表示されたりする場合は、アカウントの年齢設定が「未成年（または13歳未満）」として認識されていることが原因です。
YouTube（Google）は、登録されている生年月日に基づいて、自動的に視聴制限をかける仕様になっています。
年齢設定（生年月日）の誤りと修正方法
「自分はもう13歳を超えているのに、なぜか制限がかかる」という場合、Googleアカウントに登録されている生年月日が間違っている可能性があります。
本来、Googleアカウントの設定ページ（Googleアカウント管理 ＞ 個人情報）から生年月日を修正すれば解決するはずですが、もしここで修正ができない場合、あなたのアカウントは「ファミリーリンク（保護者による管理機能）」で管理されている状態です。
この状態だと、子供のスマホ（あなた側の操作）から勝手に年齢を変更したり、制限を解除したりすることはできません。
保護者機能（ファミリーリンク）の仕様と解決策
残念ながら、ファミリーリンクで管理されている場合、これは不具合ではなく「子供を守るための強力な仕様」ですので、自分だけの操作ではどうにもなりません。
解決するためには、親御さんに以下の操作をお願いする必要があります。
- 親御さんのスマホ（管理者アプリ）から、YouTubeの「制限付きモード」設定を変更してもらう。
- または、親御さんのアプリから、あなたの生年月日を正しいものに修正してもらう。
もし13歳を迎えているのであれば、親御さんの側で「管理機能を停止（子供のアカウントを独立させる）」という手続きも可能です。いずれにせよ、親御さんの協力が必須となります。
まとめ
- YouTube設定の「制限付きモード」が強制オンになっていないか確認する
- 自分で生年月日を変更できない場合は、親に設定変更を依頼する
友達が見ている動画が見れないのは疎外感があるかもしれませんが、これはアカウントの設定上の問題であり、スマホの故障ではありません。この記事を親御さんに見せて、「設定が間違っていて困っているから直してほしい」と伝えてみてくださいね。