ラジオ番組で好きなパーソナリティさんに自分の送ったメールを読んでもらいたい!
しかし、そんな簡単にはメールは読まれないものです。
というわけで今回は、ラジオ番組のメールは誰が選んでいるのか?について紹介していきます。
メールは誰が選んでいるの?
まず、ラジオ番組に届いたリスナーからのメールはどのような過程を経て放送で読まれるのか?それを解説していきます。
基本的な流れは以下の通りです。
- リスナーからのメールが番組に届く
- スタッフが各コーナーごとに届いたメールを仕分けていく
- 面白いメールが選ばれて用紙に印刷される
- 印刷されたメールを見ながら放送でパーソナリティさんが読む
だいたいはこのような流れでメールが読まれることになります。
まず【2】の項目でスタッフさんが必要最低限のメールの仕分けを行います。
ここでは番組とはまったく関係ないメールだったり、悪口メールだったり、意味不明なメールを取り除く作業が行われます。
本当に最低限の仕分けですね。
【3】では番組内で実際に読むメールを選んでいくことになります。
ここでは面白いメールを選ぶことになるので、内容を重視しての最終選考が行われます。
そして、この作業を行うのは番組スタッフさん(放送作家 or ディレクター)というパターンです。
スタッフさんは番組全体の流れや放送時間を考えてメールを選んでいきます。
1コーナーあたり何通のメールを選ぶのか?読むメールの順番をどうするのか?
また、ちょっと余分な文章があるメールは添削や修正加筆をすることもあります。
番組によってはパーソナリティさんが自分でメールを選ぶこともあります。
お笑い芸人の番組だと、番組スタッフさんがある程度まで選んだメールの最終選考をパーソナリティである芸人さんが行うことも多いです。
ですが、あえて放送のときに初見でメールを読みたいというパーソナリティさんも多く(リアクションが自然に出来るから)、パーソナリティが自分で選ぶパターンは少ないです。
ボツになったメールをパーソナリティは読んでいる?
ボツになったメールはパーソナリティさんの目に入ることはないのか?というのも気になりますよね。
これもパーソナリティごとによって違うのですが、番組スタッフさんが「これはパーソナリティさんに見せてあげよう」と思ったメールは放送後に読んでいるらしいです。
実際、「放送では読めなかったけどこんなメールがあって~」と話すパーソナリティさんもいるので、放送内で読まれなくても放送後などにメールには目を通している可能性があります。
とはいえ、ファンレターのような内容であればラジオにメールをするのではなく、パーソナリティさんの所属事務所経由で正式なファンレターとして送るのがマナーでしょう。