ストリーマーやVtuberの配信では、最近はとくにコラボ配信が多くなってきています。
配信業界が盛り上がって大会やイベントが増えた結果、配信者どうしの交流が広まっていったのがコラボの多さに繋がっているのでしょう。
というわけで今回は、そんなコラボ配信で人気のある配信者さんの特徴について解説していきます!
コラボに呼ばれる配信者の特徴
今の配信業界ではソロ配信だけではなかなか人気が出ません。
そもそもの配信者が多くなった結果としてソロ配信だけでは新規リスナーが見に来てくれないのです。
「マイクラ配信」でYouTube検索すると、何十人、何百人も配信者がいますからね。
そのため、コラボ配信をしてコラボ相手のリスナーさんも自分のファンとして引き込まなければいけません。
ただし、コラボをやっているだけではリスナーは増えません。
面白いコラボ配信をして「この人おもしろい!!」と思ってもらわなければいけません。
では、コラボ配信が人気の配信者にはどういう特徴があるのか?
その特徴としては『トークが面白い』『絶対に雰囲気を悪くしない』という2つがあります。
まぁ、当たり前といえば当たり前です。
コラボなので相手と会話する能力が求められますし、雰囲気が悪かったら会話も弾みません。
視聴者としては会話が途切れると「このコラボあんまり楽しくないな」と思ってしまいます。
テクニック「プロレスが出来る」
盛り上がる配信を作る人達はプロレスができます。
配信においての【プロレス】とは、お互いに言い合いや口喧嘩(ガチじゃない)をすることを言います。
勝った側が負けた方を煽ったり、成績が悪い人をイジりあったり、そういうのをプロレスと言います。
例えば、ゲームで負けた人が勝っている人に向かって「おい!そんな勝ち方して楽しいか!」とケンカ売るみたいな。
このプロレスをどれだけ上手く出来るのか?がかなり重要だと思います。
実際に人気のコラボ配信の切り抜き動画はだいたいこのプロレスシーンが取り上げられています。
しっかりプロレスが出来ると、負けている人が「かわいそう・・・」と思われて暗い雰囲気になるのを防ぐというメリットもあります。
このプロレスが上手くできない人は煽られても返答が面白くなかったり、そもそも勝てないと不機嫌になってイジりずらい状況になったりしています。
プロレスを仕掛けるのも大事ですが、プロレスを仕掛けてもらえる雰囲気を出しておく、そういうキャラを作っておくのも大事と言えるでしょう。
プロレスが出来るコラボが人気の配信者はイジられキャラであることが多いです。
テクニック「ツッコミすぎない」
これは会話を止めないためのテクニックですが、「ツッコミすぎない」というのがあります。
エンタメの世界(芸能人やアイドル)では「ツッコミ担当」なんて言葉があって、配信でもツッコミ役が必須だと思われています。
しかし、ツッコミが多すぎると会話を止めるだけになってしまう危険性が高いです。
もちろん程よい頻度のツッコミは重要です。
トークの流れの軌道修正だったり、「さすがにもうこの流れも飽きてきたかな?」という時にはツッコミは重要です。
ですが、まだまだ面白い展開が続きそうな時のツッコミは、それ以降の面白い流れをぶった切るだけになってしまいます。
ツッコミで会話の流れが止まったら、また別の話題を出す必要が生まれてしまうので会話が続きにくいです。
ツッコミをすると会話は止まってしまいます。
口喧嘩プロレスをしているときに「いつまでやってんねん!仲良くしろ!」とツッコミを入れられたら、もうそのプロレスは止めるしかありません。
ここでコラボが上手い配信者は自分もその口喧嘩プロレスに混ざっていきます。
要するに、ツッコミ側に居座るのではなく自分もボケ側に回るということです。
自分もボケ側に回ると、もう面白い展開は続かないだろうという終わりがわかります。
そこでツッコミを入れればいいのです。
配信者によってはツッコミ不在でずっとボケているような展開も多いです。
配信においてはツッコミというのは不必要とまでは言わないまでも、そんなに必要ではないです。
テクニック「相手の発言に笑う」
ずっと不機嫌そうな態度の人気配信者はいません。
人気配信者は基本的には常に楽しそうだったり、笑っていることが多いです。
とくに相手の発言に笑ってあげるのはとても大事です。
笑ってもらうとしゃべっている側としては「自分の言っていることに反応してくれて嬉しい!」となり、会話がしやすくなります。
そうなると自然と配信の雰囲気も良くなってきて、楽しい配信が作り上げられていきます。
いろいろなコラボに呼ばれるような人は笑い方に特徴があったりすることが多いのは、それだけ笑っているシーンが印象的だからです。