今回はVtuberさんへファンレターを送る際の注意事項についてです。
Vtuber事務所ごとで細かなルールは違いますが、どこの事務所でも共通している最低限のルールを紹介します。
ハガキ?封筒?なにで送ればいいの?
各事務所の【ファンレターの送り方】に関する注意事項を読むとハガキでも封筒でもどちらでもOKです。
ただし、ハガキだと文面が見えてしまいちょっと恥ずかしい気持ちも出てくるので封筒に便箋を入れて送る人の方が多いです。
また、ハガキだと書ける文字数が少ないですが、便箋だと複数枚に渡って書けるために思いを伝えやすいというメリットもあります。
封筒に入れていいもの
基本的に封筒の中にはファンレター以外は入れないというのがマナーです。
各事務所の注意書きを見ると『色紙・写真・イラスト・ポストカード』など紙類までは一緒に入れてOKになっていることが多いです。
逆に言うと、それ以外は入れてはいけないということです。
今回の場合だと、アクセサリーは入れてはいけないということです。
この世の中には悪い考えをする人がたくさんいます。
ぬいぐるみの中にGPSを仕込んでタレントの自宅を特定したり、盗聴器を仕込んだり、はたまた劇薬を入れてケガを負わせたり…。
そういう最悪な自体を防ぐために最近の事務所は「プレゼント類を一切禁止」にしているのです。
Vtuberさんの安全を守るためということです。
SNSのアカウント名とか書いていいの?
自分のアカウントを知ってもらいたい、もしくは自分の動画を見てもらいたいからYouTubeチャンネルの名前を書く。
こういう情報を書くのも基本的には禁止されています。
Twitterのアカウント名はファンレターには記載してはいけない、ということです。
これはファンとの個人的な繋がりを防ぐためです。
今まで何人ものVtuberさんがファンとの個人的繋がりで炎上して大問題になっています。
そういう問題が起きてしまわないように対策しています。
SNSのアカウント名だけではなく、ゲームのIDなど、個人的繋がりが出来てしまう情報を書いてはいけません。
自分の住所と氏名はどこに書くの?
SNSのアカウント名をファンレターに書いてはいけないので、もちろんファンレター自体に自分の住所や本名を書くのはNGです。
封筒で送る場合は封筒の裏面に住所と氏名を書きましょう。
こうするとスタッフさんが中のファンレター(便箋)だけをVtuberさんに届けてくれるため、個人情報が書かれた封筒はVtuberさんには入りません。
ハガキの場合は「ウラ面に思いを書いて」「オモテ面に宛先と自分の住所や氏名」を書きましょう。
スタッフさんが個人情報を油性マジックなどで消して見えない状態にしてVtuberさんに届けてくれます。
ファンレターっていつ読んでもらえるの?
ファンレターはスタッフさんによるチェックが入ります。
危険物の有無を確認したり、変なことが書かれていないかを確認するからです。
このチェックには時間がかかるため、ファンレターを送ってすぐにVtuberさんの手元に届くことはありません。
数週間~数カ月後に本人の手元に届くことになります。
Vtuberさんは事務所に行ったときにファンレターをまとめて受け取ることが多いため、事務所に行く用事がないとなかなか受け取れないということもあります。
すぐには届かないという前提でファンレターに書く内容を考えましょう。
ファンレターが届かないことってある?
多少のことであれば、その部分だけをスタッフさんが消して本人に渡してくれるでしょう。
うっかりミス程度であればちゃんと本人に届きます。
ファンレターが届かないというのは、内容的にあまりにも酷いとか常軌を逸したマナー違反があった場合です。
よほどのことが無い限りちゃんと届くでしょう。