YouTubeで動画を見てコメントを書く人も多いでしょう。
というわけで今回は、コメントに関する些細な疑問について紹介していきます。
コメントで個人情報はバレる?
YouTube動画のコメント欄に書き込んだ場合、そこから得られる情報は「アカウント名」と「チャンネル情報」だけです。
普通に公開されている情報以外は誰も見ることはできません。
動画投稿をしていてチャンネル情報にいろいろ書き込んでいる場合は、そこからなんらかの情報を見られてしまう可能性はあります。
例えばチャンネル説明欄に「SNSのアカウント」や「メールアドレス」を記載していれば、そこから個人情報が辿れてしまうかもしれません。
YouTube上にはほとんど情報は書いていないけど、SNSの方にいろいろと書いている場合はそこからバレてしまうでしょう。
そういうことです。
YouTubeにコメントを書いた場合、YouTubeに登録してある本名などは誰にもバレません。
しかしYouTube上で公開している情報から辿られて個人情報を知られてしまう可能性はある、ということです。
アカウント名からバレる?
これはYouTubeとアカウント名と、SNSでのアカウント名を同じにしている人に起きることです。
YouTubeのアカウント名でGoogle検索をしたらSNSのアカウントがヒットした、というパターンです。
コメントした動画の内容と、SNSでプロフィールに書いていることや書き込んでいる話題が似ていれば「同一人物」と特定されてしまうでしょう。
YouTubeにあるサッカーの動画にコメントをして、SNSでもサッカーの話題をずっと書き込んでいればほぼ同一人物で確定ですからね。
アカウント名から辿られてしまうこともあるので注意しましょう。
誹謗中傷コメントで訴えられる?
誹謗中傷コメントをYouTubeに書き込んだ人が訴えられる、示談になったなどのニュースがよくあります。
これはチャンネル主(動画投稿者本人)が警察や弁護士に相談し「情報開示請求」が行われたために、書き込んだコメントから個人情報がわかったというものです。
情報開示請求が通るとYouTubeが裁判所に「このコメントを書き込んだのはこの人です」と教えなければいけません。
しかし、そう簡単に情報開示請求は通るものではなく、よほど悪質なものでない限り却下されるのが一般的です。
普通にコメントを書き込んだくらいでは情報開示請求は通らず、個人情報は誰にもバレないということです。