ある日突然、パソコンでYouTubeを見ていると、動画がカクカクしたり途中で止まったりするようになりました。
同じような症状で困っている方もいるかもしれません。
今回は、その原因と解決策を自身の経験から解説していきます。
現象:YouTubeが突然カクカクする、止まる
パソコンでYouTubeを視聴していると、数十分おきに動画がカクついたり、数秒間再生が止まったりする現象が起きるようになりました。
ひどい時には、完全に再生が停止してしまうこともありました。
不思議なことに、スマートフォンで同じ動画を再生するとスムーズに視聴できます。
このことから、原因はパソコンでの視聴環境に限定されることが分かりました。
原因の切り分け
次に、さらに詳しく原因を絞り込むための作業を行いました。
-
パソコン本体の再起動
-
ルーターやモデムなど、インターネット接続機器の再起動
-
いつも使っているブラウザ(Google Chrome)とは別のブラウザでYouTubeを視聴してみる
上記を試した結果、1と2では改善しませんでしたが、3の「別のブラウザで視聴する」方法を試したところ、問題なく再生できました。
この時点で、原因はいつも利用しているGoogle Chromeにあると特定できました。
原因はChromeの拡張機能
特定のブラウザだけで不具合が起きる場合、その原因の多くは後から追加した「拡張機能(アドオン)」にあります。
これは今回のケースに限らず、ブラウザで何かしらのトラブルが発生した際に、まず疑うべきポイントです。
そこで、Chromeにインストールしている拡張機能を一つずつ無効にしながら、YouTubeが正常に再生されるかを確認していきました。
すると、ある「広告ブロック」の拡張機能を停止した際に、動画がスムーズに再生されるようになったのです。
今回の不具合の直接的な原因は、この広告ブロック拡張機能だったようです。
機能を停止していたはずなのに?
しかし、ここで一つ不思議な点がありました。
私は以前から、YouTubeのサイト上では広告ブロック機能がオフになるように設定していました。
YouTube側で広告ブロックに対する警告が表示されるようになったためです。
設定上は動いていないはずの拡張機能が、なぜ不具合を引き起こしていたのでしょうか。
この拡張機能について詳しく調べてみると、海外の掲示板で有力な情報が見つかりました。
それによると…
「この広告ブロック拡張機能は、特定のサイトで機能をオフにしても、裏側(バックグラウンド)で不完全に動作し続けてしまう。その中途半端な動作が、広告が表示されるタイミングで不具合を引き起こし、動画がカクついたり止まったりする原因になる。」
とのことでした。
実際に、この拡張機能を削除して別の広告ブロック拡張機能を入れてみたところ、YouTubeで動画が止まる現象は一切発生しなくなりました。
根本的な原因は、「質の悪い拡張機能」にあったというわけです。
YouTubeは広告ブロックをどう考えている?
「YouTubeが広告ブロック拡張機能に対して、意図的に不具合を発生させているのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、もしYouTube(Google)が本気で広告ブロックを排除したいのであれば、自社が開発しているChromeブラウザで、すべての広告ブロック拡張機能をインストールできないようにすれば済む話です。
現状、そうなっていないということは、何らかの理由で共存している状態と言えるでしょう。
そのため、今回のような不具合は、YouTube側の意図的な妨害というよりは、拡張機能自体の品質の問題である可能性が高いと考えられます。