YouTubeのライブ配信といえば、コメント欄でのリアルタイムな交流が醍醐味ですよね。
そして、さらに配信を盛り上げるのが「スーパーチャット」、通称「スパチャ」です。
大切なコメントを目立たせたり、配信者さんをお祝いしたりするために使われるスパチャですが、実はその使い方には、知っておきたい「暗黙のルール」が存在するのをご存知でしょうか?
スパチャは誰でも気軽に投げてOK!
ご安心ください。スパチャは、誰でも自由に投げて良いものです。
普段あまり配信を見ていなくても、「この配信を応援したい!」という気持ちがあれば、スパチャを投げることに全く問題はありません。
中には、メンバーシップ登録者限定でコメントが流れる配信もあり、少しスパチャを投げにくい雰囲気を感じる場面もあるかもしれません。
しかし、そんな時こそ、あなたの「応援したい!」という強い気持ちを胸に、ぜひスパチャを活用してみてください。
「スパチャNG」な配信って?
では、スパチャを投げるのが不適切とされる配信はあるのでしょうか?
まず、謝罪配信や、あまりにも雰囲気が良くない配信といった、ネガティブな状況下でのスパチャは避けるべきです。
「暗い雰囲気だけど、応援してるよ!」という気持ちでスパチャを投げる方もいるかもしれませんが、それはあまり推奨されません。
たとえ応援したい気持ちがあったとしても、そのような場面では、後日行われる通常の配信でスパチャを送る方が、配信者さんや他の視聴者の方々にとって、より気持ちよく受け取ってもらえる可能性が高いでしょう。
そもそも、配信者さん自身が「スパチャを受け取れない」ように設定することも可能です。
謝罪配信などでスパチャを受け取りたくない場合や、配信しているゲームが収益化を禁止している場合などがそれに当たります。
もしコメント欄に「スパチャNG」と明記されている場合は、配信者さんの意図を汲み取り、スパチャを送らないようにしましょう。
嫌われがちなスパチャのタイミング
そんな経験がある方もいるかもしれませんね。
では、具体的にどのようなタイミングでスパチャを投げるのが「良くない」のでしょうか?
例えば、ゲーム配信でラスボスと激闘を繰り広げている真っ最中に、「今日、誕生日です!お祝いのメッセージください!」とスパチャを送るのは、なんとなく「場違いだな」と感じるのではないでしょうか。
そのような、配信のクライマックスとも言えるタイミングで送るスパチャは、本来の目的とは異なり、他の視聴者さんや配信者さんの集中を削いでしまう可能性があります。
スパチャはコメント欄で目立つため、多くの視聴者が「ラスボスに負けるなー!」と固唾を飲んで見守っている時に、個人的なメッセージを送るのは、まさに「空気が読めていない」状態と言えるでしょう。
このような場違いなコメントは、他の視聴者だけでなく、コメントを読みながら配信を進めている配信者さんの気分まで、少し下げてしまうこともあるのです。
面白い配信は、視聴者のコメントと配信者が一体となって作り上げていくものです。
スパチャを送る際も、ぜひ配信全体の流れをしっかりと読み取り、最も効果的で、みんなが気持ちよく応援できるタイミングを見計らって活用してみてください。